第2話 町に到着とりあえず冒険者になろう!

 あれから、逃げてきた僕は町に進むけど当然来たこともないので慎重に進む。すると森を抜けたので、もう人が住んでいるのは近いということだと僕は思う。


そうしていると、町が見えた僕は走って向かった。


町には門番がいたがすんなり入れた。入れたのはこの容姿のおかげだろうか全く警戒されることなく行けたのである。


ここのトップである村長を探し1番高齢である人に話しかけた。


「あなたがここの村長ですか?」


「そうだよ。よくわかったね」


「貫禄があったので、そうかなぁーと」


「そうかい、それで用は?」


「冒険者ギルドはありますか?」


「あるよ。そこの道にあるところを道を右に曲がって次に曲がるところは左でたどり着けると思うよ。近いからね」


「ありがとうございます。ではこれで」


僕は話を打ち切り、話に合ったところに向かう。


冒険者ギルドが見えてきた。そこに入ると少し人がいたが気にせずに歩を進め受付に向かう。


「本日は、どのような御用で?」


「冒険者登録をしたい」


「分かりました。名前や得意な武器,得意な魔法を書いてください」


そういわれたので僕はこう書いた


 名前 アラタ

 得意武器 杖

 得意魔法 再現魔法


「書けました。これでおねがいします」


「はい。この再現魔法というのは何ですか?」


「僕の固有魔法です」

「分かりました。属性は何が使えますか?」

僕は再現できるのだから当然すべてが使えるので

「全属性使えるんだけど、何か?」

使えるといった手前何か言われると面倒なので言葉を付け足す。


「あ…そうですか。分かりました、これで登録完了です。ランクはFから始まります頑張ってください」


なぜか、顔を赤くしていたが気にせずに返事をする。


「分かった。頑張るから大丈夫だ」


そうして、トラブルなく終えることができた僕は宿に向かう。門の近くにあるパンパン満腹宿という場所に向かった。お金はあの女神が用意したようで少しの間は暮らせる金額が入っていたのだ。単位はヘルで日本円と変わらないようだ。


そうして、宿に向かっていく。


 ちりん、ちりんと音が鳴って入っていく。


「いらっしゃい。泊まるんでしょそれくらいにする」


「とりあえず1か月ぐらいで」


「分かったよーん」

この人のテンションに僕はついていけずに人見知りが発動したが最低限の受け答えはできた。


この後、夜ご飯を食べた僕は再現魔法で体をきれいにして部屋で寝たのであった…

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