休日の朝

@kyabetu_kun

第1話

目が覚めた。


窓から光が差し込み、薄いカーテンが風に揺れている。




しばらくベットの上でぼーっとする。


光に溢れた部屋で、時計の秒針を聞きながらただ天井を見つめる時間は、とても幸福だ。




休日なので何も焦る必要が無い。


しばらくぼーっとして、やっと起き上がる。上半身を起こしたまま、また何も考えない。




ようやく頭が起きてきたので、キッチンへ向かう。


食パンをトースターに入れて、卵をフライパンの上に落とす。


お湯が沸くのを待って、粉末スープにそそぐ。


よく焼けた食パンと、キレイな目玉焼きが出来た。




それぞれをテーブルに運ぶ。食パンにバターを塗り、目玉焼きを乗せる。サクッとした食感と、目玉焼きのトローっとした食感がとてもよく合う。




スープで体を温め、ほっと一息つく。


時間を見ると、まだ10時だ。ありあまる時間に、今日は何をしよう、と考えるだけでワクワクしてくる。


休日が始まった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

休日の朝 @kyabetu_kun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る