第23話 実現書籍
二人が来ると休みだった母親が本を2冊持ってきた。
二人がこれを開くと、クッキーと紅茶の説明が書いてあり、読み終えた二人の前にクッキーと紅茶が現れた。
この本は実現書籍と行って、かなりの文字数が必要らしい。母親は昔から優秀でかなりの文字数を貯文字しているようだ。最初にこの家で目玉焼きを食べたやつだ。
2人は実現書籍に感動して、しばらく書籍に夢中だった。実現書籍は若者の憧れの的みたいだ。全世のブランドバッグみたいなポジションなのかな。どっちも興味ないけどな。
学校で読んだ分も貯文字はできるけど、成人になるまで引き出せる文字数が制限されてるから、ふたりの貯文字はまだ銀行にある。この二人なら大人になればいくらでも手に入れられるだろう。
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