二話目冒頭。いきなり座布団が出てきます。
先を読めば、「俺の部屋」に移動したから、座布団が出てくるのだと分かりますが、1話目のコメントの最後に書いた通り、私には分かりにくいと感じます。
読み飛ばしていたのだとしたら申し訳ないのですが、ウリエルが主人公以外の人には見えないということは書いてあったでしょうか?
→先を読んで状況を理解しました。
主人公がそう思い込んでいただけで、実際には、誰にでも見えるものだったのですね
妹がテレビを見ているシーン。すみません。状況を掴みにくかったです。
描写の工夫なのだとは思いますが、「足音が五つ」「頭がひとつ」とわざわざ書いてある理由が分からず、解釈を悩みました。
(いつもならニュースなんか見ない妹がニースを見ている。頭がふたつあれば、母親と見ている可能性もあったが、そんなことはなく、妹はひとりきりでニュースを見ている、という意味でしょうか。足音は分かりませんでした)
拙作をお読みくださったので、ご存知だと思いますが、私は細かい描写は好きです。細かいこと、修飾が多いことを悪いとは思いません。ですが、ここは前提となる「いつも」を知らない読者の私には、ハードルが高いです。
主人公が迷わずリビングに行ったからには、「妹は、自室ではなく、リビングにいる」確率が高いと、主人公は考えていたことになります。そうなると、「妹は、普段、テレビを見ていることが多い」。ただし、「好きな番組は、ニュース以外」。
この前提ですと、主人公は、「頭がひとつ」あることをあれこれ思うよりも先に、「なんで、ニュースが流れているんだ?」と、ぎょっとするのではないかと思いました。
それとも、妹の心境をある程度、理解していたから、この反応ということでしょうか。
実は、ここで私は勘違いしました。「ニュース」に、ウリエルが映っていて、妹は、兄が連れてきた天使が映っている、と驚いているのかと思いました。妹は、コスプレイヤーと勘違いしていたために、大騒ぎをしていなかったわけですね。
アイス券のやりとりは軽妙で面白かったです。
箱女さま
こんばんは! 主催企画より。
私は高校~キリスト教系で聖書の授業あったり、預言者や聖人の〝超越体験〟みたいなものを結構読まされてきたので非常に面白くあります。
とりあえず「すげーレイヤーさん」という感じに認識されるんですね……。
どのぐらい〝すげー〟のかはわかりませんが玉緒ちゃんが即失神しないということは、目とクチが数百個あって炎と毒を吐きながらすべてを焼き尽くす終末的存在ではなさそうですね。
玉緒ちゃんかわいいですね。
お腹冷やしちゃダメだよ~。
作者からの返信
主催様
読んでいただいてありがとうございます!
ボーイミーツエンジェルは定番ですから、古来から親しまれてきたのかもしれませんね。(一緒にしてはいけないのでしょうが)
上級天使の姿は文献通りだとマジの怪獣になってしまうので、そこはポップに、ということで。
感想までいただけてうれしい限りです。
妹さんよく堪えたな、自分ならその場で誰!?ねえお兄ちゃん誰!?ってなる