最終話 いつか、理解が得られますように……。

 私は、日本の教育が変わればいいなと感じることが良くあります。


 日本の教育法である「みんな一緒」と言う教育は発達障害者にとってとても辛い教育法です。

 発達障害は得意不得意があります。

 不得意な事をやれと言われても苦しいだけです。

 出来る事なら得意な事を伸ばしてあげて欲しいと願います。


 私も子供の頃、出来ないことはとことん出来なくてとても苦しかったです。

 出来なくて泣いていた記憶があります。


「なんで、出来ないことをしなくちゃいけないの?」


 とても苦しくてよくお布団にくるまって泣いていました。


 私は空想が好きでお話を書くのがとても好きでした。

 授業中も空想に耽っていて先生の話をよく聞いていないことがありました。


 変わった子供だったのです。


 でも、世界に目を向けたら変わった子供だった人が大きなことを成し遂げていますよね?

 ディズニーランドを創設した人も、パソコンのアップルを開発した人も発達障害者です。昔だと、ピカソにエジソンもそうです。


 私は発達障害は悪いものではなくて、逆に素晴らしいものだと考えています。

 むしろ世界に感動を与えてきた人や世界を変える発明をしてきた人と同じ脳の回路を持っている自分が嬉しいです!


 ニュースでは何か事件が起きて犯人が発達障害だと分かるとそのことを報道します。

 ですが、その報道でその障害は怖いものだと言う人も沢山いるのも事実です。

 それで、「発達障害=悪いモノ」というレッテルが張られます。


 でも、発達障害は全然悪くなんかないのです!

 世界を見れば発達障害ゆえにいろんな旋風を巻き起こした人が沢山いるんです!


 私は祈り、願います。


 沢山の人たちにこの障害の理解が得られる日が来ることを……。



(完)

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ありのままでいいんだよ! 華ノ月 @hananotuki

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