第10話 心に愛情を
子供は頭も体も心もすごい勢いで成長していると感じる。
生まれたばかりの赤ちゃんは1年もすると体も大きくなり歩き始める。それはちゃんと食事を与え、ハイハイをすることで筋肉も育ってくるからだと思う。
生まれたばかりの赤ちゃんは泣くか笑うかしかできないが3年もすると会話ができるようになる。誰も教えていないのに。それはパパやママ・その他の人がいっぱい話しかけているからだと思う。言葉を耳で聞いてまねることで言葉を獲得し頭がよくなるのだと思う。
それでは心はどのように成長するのだろう。親の愛情に包まれ、幸福感を感じることで心は成長していくのだと思う。心は体とは違い目に見えて成長はしてこないのでついつい愛情という栄養を注ぎ忘れてしまう。
甘やかすのではなく甘えさせる、いけないことをしたときは愛情をもって叱る。愛情をたっぷり与えることで豊かな精神が育つのだと思う。幼いうちから愛情という栄養を注ぐことを忘れないでいてほしい。
愛情たっぷりに育てると、きっと成長期に大きな反抗はしてこない。
私は息子一人一人を抱きしめて『ママに話したいことはない?』などと尋ねたり
『ママが仕事でいつも家にいないからさみしい思いさせてるよね。ごめんね』と頑張っている息子達に感謝し、抱きしめて心と心のスキンシップを取るように心がけてきた。子供が話しかけてきたときは何をしていてもいったん手を止めて子供の目を見て話を聞くようにしていた。幼い時は親を必要としてくれる、成長するとともに親を必要としなくなるのです。必要としてくれるときの時間は限られていて戻ってきません。もし、戻れるのであれば幼き息子たちをもっともっと抱きしめておきたかった。
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