第7話 子供は自分で自立することを宣言する
幼い時から息子たちには自分で自分のことは決めるように教えてきた。
長男は「東工大ではなく東大を受ける。不合格であれば浪人する」
次男は「高校に行かない。自宅で勉強をして大学を受ける」
三男は「高校やめたい。次男のように自宅で勉強して大学を受ける」
とそれぞれ自分で人生の舵をきってこさせた。私は決して息子たちが決めたことに反対はしてこなかった。決めたことに対して私に何ができるのかを考えてサポートをするという体制で息子たちに寄り添ってきた。
断乳の時期も自分で決める
トイレトレーニングもしない(オムツを外す時期も自分で決める)
抱っこ・おんぶもやめる時期を自分で決める
靴を自分で履く・服を自分で着る・歯を自分で磨く
小さい未熟な子供のうちは無理して自分でやらせることはしなかった。
だから、息子たちができないから怒るなんて無駄なことはしなかった。
おねしょも夜間トイレに起こすこともせず、おねしょがなくなるまでオムツを履かせて寝させていた。
全てのことに対して息子たちが「もう自分でやる」「もういらない」など拒否し始めるのを待った。自立とは誰かの助けを借りなくても一人でできること(卒業すること)だと思う。そしてすべてのことを自分でできる様になった時が親からの自立だと思う。
親は幼い時は傍で手取り足取りサポートし、成長とともに黒子のように陰でサポートするものである。いずれ親元を飛び立つときに自信をもって飛び立てるようにそれまでの間十分に関わりを持てばいいのです。
乳児は母に抱かれ授乳することで安心感・幸福感を得ることで脳のシナプスが増えるが、恐怖を感じるとシナプスが切れてしまうということを聞いたことがある。
私はとにかく息子達に安心感・幸福感を感じさせるようにしてきた。
息子達がビクビクして私の顔色を伺うようなことがないように子供らしく子供時代を過ごしてもらえるような子育てをしたことで息子たちはちゃんと自立していきました。
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