第4話 子は親の鏡
『うるさい』『バカ』『叩くよ』
『速くして』『ちゃんとして』『なんでできないの』
長男が次男に使っていた言葉だ。
『なんてひどい言葉を使うのか』と長男を叱ってしまった時にハッとした。私が日頃子供達に使っている言葉だ。
『ママがいーい』『ママ笑って』『ママ大好き』と私のことをいつも見てくれて、愛してくれている我が子に対して私はなんてことしてきたんだ。兄たちをよく叱っていたし叩くこともあった。いつも怖い顔をしていた。
子育てって本当に大変で誰も理解してくれない。皆んな口だけ『大変だね』と言うだけで誰も助けてはくれない。
私が一番大切にしなくてはいけないのは子供達だ。『子は親の鏡』私が変わらなければ何も変わらない。反省
私の言動をまねる子供を見て反省してからは大きな声で怒鳴ったり、叩いたりすることはやめ天皇陛下が話をするときのようにゆっくりと優しい口調で話をするようにこころがけてみた。
すると見事に子供たちの話し方は優しい口調になり喧嘩も少なくなった。いつも怒られていたり叩かれたり怖い顔の私がいることで優しい子供たちの心はダークな私の感情に染まっていたのだと思う。
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