第10話 遠足①

彡(^)(^)「よっしゃ!これから遠足にいくで!」


(´・ω・`; )「ええ!? そんな急に…」

(´・ω・`)「今日は劇場へ行かないの?」


彡(゚)(゚)「予定変更や!さっさと行くで」

( ´-ω-` )「もう お弁当を作るから少し待ってて」


彡(゚)(゚)「そんなもんいらん パンと牛乳があればええ」

彡(゚)(゚)「ほら、行くで!」


(。゚ω゚)「ちょっと、待ってよ!」


┗(゚)(゚)ミ┓┗(‘・ω・`; )┓三三3


ボクとアドルフはろくな準備もせず家を出た

そして、小高い丘を登り始めてからしばらく


(‘@ω@`)「ア アドルフ 少しキツくない…?」


彡(゚)(@)「そ そんなんじゃ屈強なゲンマンになれんで…」

彡(゚)(゚)「お 丘が見えてきた! あそこからの眺めが最高なんや!」


┗(゚)(@)ミ┓┗(‘@ω@`)┓三3


ポツ…ポツ…

( ´-ω-` )「あーあ降ってきたよ…」


彡;(゚)(゚)「ここまで来たら引き返せん!」

彡(゚)(゚)「それに山の天気は変わりやすい すぐ晴れるわ」


┗(゚)(゚)ミ┓三三3    ┗(‘・ω・`; )┓三3


アドルフはボクの前をひたすらに歩いていく

あんなガリッポッチな体のどこにそんな体力があるのか不思議に思う…


彡()()「ゲホッゲホッ」

それに肺も弱いみたいだし…


ザァー

(´・ω・`; )「ああ…本格的に降ってきた…」

川(゚)(゚)「うーん 自慢の前髪がびしょ濡れや」


(´・ω・`)「アドルフは前髪をいつも垂らしてるよね」

(´・ω・`)「せっかくの大きい目が隠れて勿体ないよ」


川(゚)(゚)「せやろか」


アドルフの顔は鼻筋が通っていて、すっきりした顔立ち

額は広く、いくぶん突き出ていて、鼻と口はわりと平凡

でも、なんといってもアドルフの特徴はその〝目〟にあった



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る