疲れた
最後の希望も潰えた今
何のために一緒にいなければならないのか
なぜ一緒にいなければならないのか
好きだった
大切だった
だからこだわっていた
でももうおしまいだ
もう昔には戻れないのだと
わかったから
どうして俺がこんなに折れなければならないのか、と、
そんな発想が浮かんだ時点でもう終わりなのだ
もともとクズだったのか
それとも俺がクズに変えたのか
たぶんどっちもだろう
俺の妥協のもとで成り立っていた関係性だ
増長とはさせた側に責任があるのだろう
もうどうでもいい
もういい
何の期待もしてないから
好きか嫌いかで言わないと好きだと言えない
やっぱり無理なのかな
どうしようもないのかな
頑張ってはみたけれど
でも結果にならなかった
もう限界なのかな
あなたと一緒にいるのも
一つ一つのつまらないことが
積もり積もってとてつもなく巨大な“嫌なこと”になってしまった
なんで俺がこんなに頑張らなきゃいけないの
そんなの決まってる
向こうは言いたい放題 俺は何も言えない
だって言ったら言ったで全否定
わかってるんだ
だからさよならだ
どうして俺はあなたと会話をするのに
こんなに勇気を必要とするのだろう
あなたとの関係を断つために彼との関係をも断つのは、
もったいないとは思う
でももう限界なんだ
あなたとは二度と関わりたくないから
あなたは俺が言いたい放題やりたい放題だと言う
否定はしない 俺もまだまだだ
でも俺もあなたが言いたい放題やりたい放題だと思う
あなたはそれを否定する
私は”ちゃんと“やっていると
あなたは俺に果てしなき説教
自分だって何もできないのに
そう言うと癇癪だ そしてますます攻撃を
俺は何のために生まれてきたのだろう
俺の意見が何であるかは関係ない
俺が意見を持つこと自体があなたは気に入らない
俺はこの世界に必要ないんだ
少なくともあなたには必要とされていない
サンドバッグとして以外は
疲れた 疲れたんだ
俺は疲れたんだ
たとえ改善の可能性があったとしても
俺はもう頑張らない
もういい もういいんだ
俺は疲れたんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます