第7話 八月七日(2)
パッと目を開けるとそこは見知らぬ天井。
「ここは、、病院!?」
どうやら俺は長いこと眠ってたらしい、体が思うように動かない。
『先生!!京一郎くんが目を覚ましました!!』
しばらくして先生と母さんが入ってきた
『京一郎!!心配したのよ!!あなたが東京に向かったって聞いて!!ほんとに何をやってるの!』
「ごめんよ母さん、、それより、柚木はどうなった!!今すぐ会いに行きたいんだ!」
『やめなさい!京一郎くん君はまだ目覚めたばかりで動けるかだじゃあないんだ!』
先生がとめにはいる。
「じゃあよんでよここに!あいつなら来れるはずだ!!」
『京一郎、、柚木ちゃんは来れないの、、』
「そんな、、」
『あの子は世界を救った英雄よ、、、だから』
母さんは俯いてベットの横の棚から何かを取り出しこちらに差し出した。
『ピッ』
聞き馴染みのある電子音が耳元で響いた。
「母さん、なんで急に!」
T【宇宙船襲来のこれから】V
【宇宙人がこの東京の街に襲来してからはや一年が経とうとしています。
現在では破壊した宇宙船から得た技術によりめざましい速さで復興を遂げています。我々の心にあった傷のの復興はまだまだでしょう!!
そこで!今回は世界をを救った英雄!!
平林柚木さんにお越しいただいていまーす!!】
俺はフリーズした
嬉しさと悲しさとで色々な感情が入り混じった
「柚木、生きてたのか、、」
【柚木さん、あれから一年が経とうとしていますね。しかしその世界を救った力も現在では無くなってしまったと聞いていますが。】
【はい!現在ではほとんどの力は使えなくなってしまっています!】
【ほとんど、、?というと使えるものが残っているんですか?】
【はい!実は、私未来がみえるんです!!】
【おお!それはすごい!!では、あなたには一体どんな未来が見えているんですか!?】
【私は将来、京ちゃんのお嫁さんになります!!】
「こいつ、、、、しんじらんねぇ、、」
終
未来が見えた! 立石大吾 @tateishi-daigo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます