第13話

キイスとソウダーは大人しくしており

じっとしている。優しく触って

欲しいとみんなにお願いする

マルシェに対してみな優しく

触れている。中には感動の

余り泣き出す人まで出てきた。

これがゴーレム?まるで生きてる

ようではないかと皆が驚く。

だが丈夫なボディはまさに

戦闘用ゴーレムそのものであるが

マルシェは言った。


「キイスとソウダーはあくまで

護衛用で作りました。

戦争の為ではないんです。

出来たら畑仕事とか物を運んだり

するのに使いたいです。」


その言葉に共感する国王陛下が

マルシェに言った。


「マルシェとやら私はこの国の

国王で名は、

メリタルイ・フロム・マテリアルと

いう。その言葉に嘘偽りはないな?

嘘偽りで無ければ面を上げい」


ゆっくりと面を上げるマルシェに

対し国王は一瞥すると一言

こういった。


「マルシェとやらおぬしのいう事は

本当だなしかと見極めた。

儂は真贋鑑定のスキルがあり

嘘かどうか見極めることが出来る。

おぬしのいう事に嘘はないのう」


驚くマルシェに対し国王は私も

自衛の為なら武器は取るが

戦争の為に戦うのは嫌いだ。

だからその力間違って使う事は、

あるまいとマルシェに言った。

その言葉に他の方もその通りだと

マルシェに賛同した。

マルシェは心の中でこの国は

決して侵略とか無縁の国

なんだろうなあ平和な国王陛下に

平穏な心の皆様方だし

良い国だよなあと思う

マルシェであった。

そんな事思っていたら国王陛下が


「マルシェよ。お主は何処に

所属したいのかな?

お主のスキルなら何処でも

大歓迎になるのは間違いない。」







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