第12話

こうして夕方に着いたマルシェ

達はまずは、宿屋に向かう

事にした。疲れた顔のまま

アルケミストの重鎮たちに

合うのは、失礼に当たるので

まずは体調整えて身なりも

きちんとしてから翌日

謁見する事となった。

今日は馬車改造したおかげで

尻が痛くないので久々に熟睡した

マルシェであった。

翌日目が覚めたマルシェはまず

顔洗いお城に行く様な正装に

着替えて準備をする。


「なんか緊張するなあ?お城は

どんな風になってるのかなぁ?」


緊張と期待が入り混じりながら

待っていると迎えが来て

登城することになる。

取りあえずソウダーとキイスも

連れて来るようにと言われて

登城したらマルシェはあっけに

取られた。マテリアル王国の

宮廷錬金術師のトップに

近衛兵の総司令官更に

マテリアル王国の鍛冶師ギルドの

最高責任者がマルシェを見ている

冒険者ギルドのマスターに

商業ギルドの最高責任者

みんなそれぞれ名札をつけている。

お偉い方々が来てマルシェを、

見ている。もう心臓が

破裂しそうな位に動悸が早い。

その時王国の宮廷魔道師が

声を上げる。


「皆さん彼がオールレンジ

アルケミストの

スキルを持つマルシェ君だ。

色々聞きたいことがあるだろうが

慌てないで欲しい」


そういうと順番にそれぞれが

質問してきた。

どんなことが出来るのか?

馬車を改造したのはマルシェ

なのかとか

キイスとソウダーは人間の

いう事聞くのか?

とかいろいろ質問される。

中には触らせてくれないかという

者まで出てくる。まあ触るだけ

ならとキイスとソウダーに

おとなしくするようにお願いする。





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