第14話
国王陛下はそういうがやはりもう
決まっていた。マルシェは、
錬金術を極めたいので
宮廷錬金術師協会に入る事にした。
だが新たな素材や製法などは
頼まれたら引き受ける事を了承した。
他のギルド長達もホッとした顔を
している。こうしてマルシェは、
錬金術アルケミストとして
歩み始めたのであった。
こうして宮廷錬金術師ギルドに
入って半年たち色々な発明を、
いろんな素材を作り出した。
鋼順次の時の知識を遺憾なく
発揮し魔鉄と陶器を混ぜた
ある意味セラミックの
軸受を作り出した。
炭とバンブーの木から
炭素繊維を作り出し軽くて
折れにくい
釣り竿を作り出し皆を
びっくりさせた。
精密な歯車を作り出し城門の
開閉を、簡単かつ素早く
行えるようにして魔物が
来てもすぐに対応出来るようにした。
マルシェは鋼順次の時の技術を、
遺憾なく発揮した。
そしてその技術にドワーフの
鍛冶師ギルドが若手で
やる気のある者を、
派遣するようになった。
だがドワーフに
錬金術は無理だから歯車とか作らせ
それを組み合わせて魔石で動く旋盤
とか工作機械を作らせて見た。
最初はなんだこれはと言いながら
言われる通りに作り出しそして
動かしてみた。
転生前にマニシングマイスターと
言われた鋼順次も納得が行く
仕上がりに次は、使い方を、
伝授する。ドワーフ達にまず
丸い金属の棒を作らせて眼の前で
削って行く。あんぐり口を、
あけたまま呆然とするドワーフたちに
どや顔するマルシェであった。
そして旋盤から先のとがった槍を、
作って見せる。
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