第9話
こうして村を出たマルシェ達そして
ソウダーは馬車の上を飛んで
ついてくる。今回急遽作った
トンボ型ゴーレムのソウダーは、
鍛冶屋さんからもらった剣と
村に生えていたバンブーの木と
トンボあとはマルシェが転生する
前にいた日本にあった樫の木の
ような固い木でタングスウテインと
いう木を使って作り出した。後は
捨てられてゴミ箱にあった剣も
使った。平和な道のりを馬車で
進む一行だがその先にはまた暗雲が
立ち込めていた。嫌な予感がして
ソウダー使い周囲を警戒させて
いたらまたオークの
群れが現れた。しかもゴブリンとの
混成部隊でありその数は100を、
超えていた。怪我して戦えない護衛が
いる状態で選択肢は、逃げる
ことであった。だが別動隊が前方を
ふさごうとしていた。マルシェは
キイスとソウダーに攻撃命令を出す。
後方はキイスに任せて前方に
回り込もうとした群れに対し
ソウダーに攻撃を命じるマルシェ
ソウダーの体は鉄より硬く
それでいてしなやかそして
薄い羽根はまさに刃物と化した。
ソウダーが飛ぶたびにゴブリンの
首がポンポン胴体と離れていく。
キイスも後方の殿の役目を
果たしており敵の数は減っていく。
その間に逃げる馬車は何とか
オークとゴブリンの群れを
振り切り次の町に向かい走っていた。
安全を確認してから一休みしていると
土煙上げながらキイスが
フォーと言いながら走ってくる。
そのあとキーと言いながら
ソウダーが飛んできた。
ソウダーとキイスの記憶見ると
どうやら全滅させたようである。
それを伝えてみんな一安心する。
そのあと次の目的地の街の
ホモレイバンに夕方遅く着いた
マルシェ達であった
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