第4話

オールレンジアルケミストなんか

とんでもスキルだなあと思う

マルシェだかそうなると

元職人の血が騒ぐ。

ならばと河原にいたカニを、

捕まえて石とカニを融合出来るか

試したら融合出来た。

そして融合し出来たカニは

マルシェに服従するような

気配である。

マルシェは試しに手のひらを、

地面に置きカニに対して


「カニよお手」


と命令したらハサミを手のひらに

乗せて来た。どうやら融合した場合

創造者の言う事を絶対に従うらしい?

そして帰ろうと歩きだしたらカニが

ついてくる。

仕方ないから名前つける事にした。


「お前の名前はイシカで決まりな。」


なんか残念なネーミングセンスだが

イシカは着いてくる。大きさは

約15センチ位である。

種類は川カニだったらしい?

鑑定すると今はイシガニと言う

カニに進化したようだ。

餌は食べるし脱皮もする。

しかも水無しで生きられる?

まあゴーレムだしなあと思いつつ

とりあえず家に帰ると

家族がなんだ?と言う顔で出迎える。

家族に作り出したカニでイシカと

言うマルシェに驚く。

マルシェはイシカに言う事聞く様にと

言い聞かせると右のハサミを上げて

返事する。最初に興味持ったのは妹の

ルイであった。やはりマルシェ同様に


「イシカお手して」


やはり兄弟である。同じことを、

言うとイシカは、

やはり右ハサミを手の平にのせる。

そうしたら妹がおかわりと

言ったら左のハサミを手の平に

乗せてきた。勿論見ていた

家族全員大爆笑である。

こうしてイシカはマルシェの

家族に暖かく迎え入れらえたので

あった。

ただ家の中には入れられないという

事で軒下に住んでと言ったら

気に入った場所に居つく。

なかなか優秀なカニであった。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る