囚われの身にも関わらず、カウティスの窮状を救いたいと願うセルフィーネ…冒頭から心を掴まれました。カウティスへの強さこそが、彼女から湧き出る慈愛の源の様にも感じます。ですが同時に、救って欲しいとも願う複雑な感情を思えば、ただただやるせないばかりです。
周囲の精霊達、しばらく前から話さなくなっていますが、それと殆ど同時に、以前よりセルフィーネに力を貸してくれている様に思えています。セルフィーネが精霊という種族から進化を始めている予兆…と思うのは、ちょっと気が早いですかね。
二つ名が「上げたら落とす」の幸まる様、遂に自身で公言していましたが(笑)、そのお陰も手伝って、馬車を覗いてニタリと笑う描写で、もう誰が来たのか即座に分かってしまいました。うう…胃が痛い…。
しかし…リィドウォル以上に私が驚きました。かつての健在だった頃の身体を取り戻して現れるとは。通常では考えられない回復…なんてレベルの話じゃありません。これはいよいよ、詛の進行に襲われていると見て間違いない気がしますよ…。
何にせよ、たとえ偽りでもかつての自身を取り戻した王。セルフィーネ相手にろくな事を考えないのは明白です。健全じゃない身体に宿る邪な精神がどう物語に影を差すのか…ちょっと次、読んできます。
作者からの返信
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
身動きの出来ないセルフィーネ。カウティスの詛を感じて胸を痛め、リィドウォルの言うように詛を全て消し去ることを考え始めています。
精霊達の変化は『進化を始めている予兆』
仰る通りです。
彼女の進化は止まっていません。
あれ!?
おかしな二つ名が付いてる(笑)。
いえいえ、上げたら下げるのは勿論意識して書いていますけれどもね(コラ)、正直、色々な方から(特に待居様)コメントを頂くまで、私そんなに落差が大きいとは思っていませんでしたよ!(笑)
ともあれ、最早ただの人とは思えないザクバラ国王。
不穏の塊の登場です。
セルフィーネはどうなるのか。
今年も続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
こんにちは。
ひー、王様、ここまで元に戻って……、セルフィーネには、魔力をまとった人形に見えてる模様。
禍々しい!
禍々しすぎる……怖い。(TOT)
どうなってしまうセルフィーネ〜。と、リィドウォル……。
作者からの返信
こんばんは。
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
とうとう国王がこの場に登場しました。
ただの人間とは思えない姿。
『禍々しい!』
まさに、まさに、です。
再び王の手に渡ったセルフィーネと、王を前にしたリィドウォル。
二人がどうなるのか、続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!