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2023年11月29日 04:40
…ちょっとすいません、敢えて口汚くいきますが。リィドウォル、ここにきてクソ野郎の片鱗を見せてきましたね…まぁ元々、目的の為なら手段を選ばない典型ではあったので、この程度の暴力で済んでいるのは、まだましなのかもしれませんが、腹が立つのはそこじゃないんです。多くの人間から様々な形の思いを寄せられ、それを理解していく事で人間をより身近に感じ、信じるという新たな概念をやっと覚えかけたセルフィーネの心を、容赦なく踏みにじる…リィドウォルの冷酷な仕打ちに腹が立つんです。許せません。でも推しなのですが(凄く複雑です…笑)。ちょっと脱線しまして…うむむポイントを最近これでもかと見せつけられる事が多いのですが、私がこの物語を好きになったきっかけのひとつが、同一の場面に対する逆サイドからの描写なんです。これまでにも何度もあった、今話と前話の様な展開の事です。これ、私には出来ないんですよね…挑んでみた事もあるのですが、前話をA、今話をBとすると、どうしてもBの内容が薄っぺらくなってしまって、事象を多少ずらして書いてみたり…と、誤魔化さざるを得ないんです。ここが幸丸様は本当に巧いんです。前話を読んでセルフィーネの苦境に馳せた想像を、今話で越えてくるんですよね…だから感動もひとしおですし、お察しの通り、泣く羽目になるんです。それにしても…リィドウォルですよ。こんな悪辣な男を相変わらず推す自分もどうかしているなと思うのですが(笑)、改めて読み返すと、…これ、もうもうじわじわと詛に蝕まれていっていませんか?非道な行いへの躊躇いのなさ、取り合う気のない素振り…少し前の彼とは、確実に違っている気がしてならないんです。遂に彼にも、あの狂王の様な侵蝕が始まってしまったのでしょうか。本当にザクバラと共に沈む気なんだなぁ…と思うと、セルフィーネに対して皮肉をこぼす彼にさえ、やっぱりどうしても同情してしまうところもあります。そして、彼によって信じる事や疑う事の判断を曖昧にされてしまったセルフィーネも、それ以上に心配です。今後、もし何か約束をかわしたとして、それをどう判断するのか…まぁカウティスは良くも悪くも直情型で分かり易いので、彼と約束をかわす分には大丈夫だと思いますが、彼女を襲う不審はどう払拭されていくのか…この先の展開、また息を呑んで待つ事にします。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。『クソ野郎の片鱗』まさにそういう言動が前に出ているリィドウォルですが、それでも推して頂けて感謝感激です…。セルフィーネが人格を持った特別な精霊だと知りつつも、その本質を深く知ろうとしていないリィドウォル。彼女を従わせるため、容赦なく心を蹂躙します。『詛に蝕まれていっていませんか?』はい。対立しつつも、カウティスに誼を持っていた彼が本来のもの。既に彼の侵食は始まっています。彼はこのまま詛に飲み込まれてしまうのか…?『うむむポイント』(なんか可愛い)同一場面の両サイドからの描写ですが、見る方向が違うと感じ方や見えるものが変わったりするので、私はこれが結構好きでして。褒めて頂けて、嬉しいです!でも、物語としては二度同じ場面が繰り返されるわけで、これをやると先に進まないのですよね…。物語の展開が遅い理由は、ここにもあるのかも??……難しいところですね(汗)。さて、セルフィーネを守る者がいない状況のまま続きます。ご心配頂いた彼女の心はどうなっていくのか…続けてお楽しみ頂ければ幸いです。ありがとうございました!
…ちょっとすいません、敢えて口汚くいきますが。
リィドウォル、ここにきてクソ野郎の片鱗を見せてきましたね…まぁ元々、目的の為なら手段を選ばない典型ではあったので、この程度の暴力で済んでいるのは、まだましなのかもしれませんが、腹が立つのはそこじゃないんです。
多くの人間から様々な形の思いを寄せられ、それを理解していく事で人間をより身近に感じ、信じるという新たな概念をやっと覚えかけたセルフィーネの心を、容赦なく踏みにじる…リィドウォルの冷酷な仕打ちに腹が立つんです。許せません。でも推しなのですが(凄く複雑です…笑)。
ちょっと脱線しまして…うむむポイントを最近これでもかと見せつけられる事が多いのですが、私がこの物語を好きになったきっかけのひとつが、同一の場面に対する逆サイドからの描写なんです。これまでにも何度もあった、今話と前話の様な展開の事です。
これ、私には出来ないんですよね…挑んでみた事もあるのですが、前話をA、今話をBとすると、どうしてもBの内容が薄っぺらくなってしまって、事象を多少ずらして書いてみたり…と、誤魔化さざるを得ないんです。ここが幸丸様は本当に巧いんです。前話を読んでセルフィーネの苦境に馳せた想像を、今話で越えてくるんですよね…だから感動もひとしおですし、お察しの通り、泣く羽目になるんです。
それにしても…リィドウォルですよ。こんな悪辣な男を相変わらず推す自分もどうかしているなと思うのですが(笑)、改めて読み返すと、…これ、もうもうじわじわと詛に蝕まれていっていませんか?非道な行いへの躊躇いのなさ、取り合う気のない素振り…少し前の彼とは、確実に違っている気がしてならないんです。
遂に彼にも、あの狂王の様な侵蝕が始まってしまったのでしょうか。本当にザクバラと共に沈む気なんだなぁ…と思うと、セルフィーネに対して皮肉をこぼす彼にさえ、やっぱりどうしても同情してしまうところもあります。
そして、彼によって信じる事や疑う事の判断を曖昧にされてしまったセルフィーネも、それ以上に心配です。今後、もし何か約束をかわしたとして、それをどう判断するのか…まぁカウティスは良くも悪くも直情型で分かり易いので、彼と約束をかわす分には大丈夫だと思いますが、彼女を襲う不審はどう払拭されていくのか…この先の展開、また息を呑んで待つ事にします。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
『クソ野郎の片鱗』
まさにそういう言動が前に出ているリィドウォルですが、それでも推して頂けて感謝感激です…。
セルフィーネが人格を持った特別な精霊だと知りつつも、その本質を深く知ろうとしていないリィドウォル。
彼女を従わせるため、容赦なく心を蹂躙します。
『詛に蝕まれていっていませんか?』
はい。対立しつつも、カウティスに誼を持っていた彼が本来のもの。既に彼の侵食は始まっています。
彼はこのまま詛に飲み込まれてしまうのか…?
『うむむポイント』(なんか可愛い)
同一場面の両サイドからの描写ですが、見る方向が違うと感じ方や見えるものが変わったりするので、私はこれが結構好きでして。
褒めて頂けて、嬉しいです!
でも、物語としては二度同じ場面が繰り返されるわけで、これをやると先に進まないのですよね…。
物語の展開が遅い理由は、ここにもあるのかも??
……難しいところですね(汗)。
さて、セルフィーネを守る者がいない状況のまま続きます。
ご心配頂いた彼女の心はどうなっていくのか…続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!