老人介護とクリスチャン(004)3月――発病 (4)

 義母、不調(発病の続き)


3月22日に、整形外科へおじゃましました。

結果報告です。

腰のMRIは、まったく異常がなく、敢えて言うなら「太り過ぎ」による細胞の圧迫がみられるとのこと。

小脳に異常があるのでは、というと、

「それはなんとも言えないなあ」

だそうです。


とりあえず、義母の要望で神経科内科へ。

中原では、「3月に入ってから異常が出てきたってことは、

お薬と関係があるかも?」


義母は3種類の薬(鬱用)を飲んでいます。3月に入ってから、いままで使っていた薬が販売されなくなり、仕方なく別の薬を使っています。

その薬は夫も同じ配合で使っておりますが、足がヨロヨロなんてことはいっさいない。遺伝的に同じ体質なんだから、ぜったい小脳だと譲らなかった、とわたしは報告します。


すると、先生は、

「なるほど、たしかに3種類の薬のうち1つは、副作用に

パーキンソン病のような症状が出るって薬剤書に書いてあるね」

って言うので、

「だから夫もそれを義母に辞めさせたら、こんどは食欲がなくなったんです」


「じゃあ、別の薬をやめてみよう。今までの薬が廃止されたから増やした薬がある。あやしいのはそれだ。増やして調子が悪くなった可能性が高い。だから、減らしてみなさい。最短、2週間(最長でも1カ月)で結果が出るはず……それで同じ症状だったら、脳のMRIをとるということも視野に入れましょう」


薬の影響が出るのは、最短で2週間、最長で1ヶ月とのことなので、来月まで持ち越しです。

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