いいわけなんてさせてあげない!

鯵の閉まり

第1話

「起きてよぉ........ゆぅーちゃん」


「うっ.......うるさいぃ」


眠たいなぁ.........。


俺は朝いつもこいつ、幼馴染に起こされている。

ん?めっちゃいいじゃんって?


「起きてヨォもぅ」


「あぁぁもぅぅ!!朝何時だと思ってんの?」


「時間?そんなこと関係あるの?」


「関係あるよ!今朝の3:30だよ?どうやってお前起きてるんだよ」


何言ってるの?みたいな目で見られている。

こ、こいつぅ.........俺の愛用のブランケットを鼻に抑えて今も上気した顔と息を荒げている。加えて口から「はぁ.....はぁ......」と声が漏れている?


「ん?私はただゆーちゃんに会いたくなったから会いに来たそれだけだよ?」


「俺は会いたくねぇんだよ!」


「ん、なんで?ゆーちゃん私に会いたく無いの?」


「会いたくないの」


「理由は?」


理由?んーー迷惑だからだな!


「めいわk」


「私可愛いでしょ?」


「まぁ、そーだな」


「ゆーちゃんのお世話いっぱいするよ?」


「まぁ、してるな」


「何がわるいの?」


「いや、だってお前こんな時かn」


「言い訳はだーーめ!」


「は?」


何言ってんだコイツ


「いいわけはだめだよゆーちゃん正直になってゆーちゃんは私が大好きって言いなさい!」


「大好きじゃねーよ」


「じゃあ好き?」


「嫌い」


「大大大好き?」


「嫌い」


「もぅ、どうしたら私と結婚してくれるの?土下座したらいい?してくれるなら今すぐするよ?服脱いだらいいのかな?」


「朝から服脱ごうとするなこの変態!」


一瞬ブラージャーが、、、。

この人意外とスタイルいいから見てしまうのがまた一層うざさが増す。


「あぁんっ......罵倒されるのすごく気持ちぃ」


多分この人薬きめてます。

もう目が人の目してないもん!イッてるんだよ。


「うんっだって私にとってゆーちゃんはそんなもの以上の快感作用があるからね」


「頭お花畑で何よりだわ、じゃあ俺はもういくから」


そういえばこの人勝手に人の家に上がってきてるんだった。まぁこの人を放って俺は学校へと向かった。

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