発想が面白かったです。
もうちょっと全体的にシェイプすると、切れ味を増せる気もします。あるいは、主人公の行動が直接か間接かで暴動に繋がる展開にすると、最後の言い訳にも重みが増すような。
自分ならこうする、という不満を持つくらい凹凸がある作品の方が優れていると思っているので、個人的にはありがたかったです。
作者からの返信
返信にお時間頂いてしまい申し訳ありません…！
コメントありがとうございました！
カクマラソン用に書いたもので約一日で仕上げたので勢いが強く甘い部分は甘い……そんな短編だったのですが、テーマ的にも少し不完全なところが好きなのでそのままにしています。
そこを気に入ってもらえて嬉しいです😊
『僕』が『イイワケ』を与えられた理由を試行錯誤しながら考えていくところ。その理由に思い当たりハッピーエンド……と思いきや、まさかの反乱が起こるところ。最後の最後に言い訳をするところ。全体的に伏線がちりばめられていて、ちょっぴり皮肉が混じっていて、とても読みごたえがありました！
なんとなく、星新一さんのショートショート風味を感じました。読みやすいいい作品だと思います。
作者からの返信
輪目洒落さん、コメントありがとうございました！
返信にお時間頂いてしまい申し訳ないです…！💦
不穏でハッピーエンドになりきらないSFが好きなので、お題を見た時に「これにしよう！」と一気に書き上げたものです。しっかりと読み込んでもらえてとても嬉しいです、改めてありがとうございます！
星新一さんは気になりつつも読んだことがない（ネットで有名な穴の話をふんわり聞いたくらい）なので、機会があったら触れてみますね…！
独特な世界観に惹き込まれました。完璧になりすぎてむしろ不完全さを目指すとは、本末転倒もいいところ笑 なかなか類を見ない設定だと思います！
しかし、AIに支配されていたということは、不完全プログラムを始動させた人類の最高指導者自体がマザーAIだったんですがね……。
完全さを目指したマザーAIが人類に不完全さを教育して、不完全に目覚めた人類にクーデターを起こされる、本末転倒に始まって本末転倒に終わる物語、とても構成が綺麗で素晴らしいです！
作者からの返信
返信にお時間頂いてしまいすみません…！
ご一読、そして素敵なコメントありがとうございます！🙇
しかもこの「完璧さ」は人類の主観なのに皆それに気がついていないので、不完全を目指すまでもなく元から不完全なんですよね😊
最高指導者はマザーAI、もしくはその設計者だった可能性もありますが、クーデターで何もかもめちゃくちゃになってしまったので都市に住んでいる主人公でさえ知るすべがありません。覆水盆に返らずですね…！
そんな完璧ではない人間たちの本末転倒な物語を楽しんでもらえて嬉しかったです。
改めてありがとうございました！！