素直におもしろい、と始めからワクワクドキドキした。情景が目に浮かぶような表現力、読みやすさ、文列、素晴らしいと思いました。じっくり拝読していきます!
死亡した主人公が、天国行きか地獄行きかを賭けたテストを受けるストーリー。カイジの死後盤といった感じでしょうか。不合格になれば地獄行きです。試験の様子を小説にするのは難しかっただろうなと思いました。とても読みやすく、また最終話で主人公の優しさが垣間見えたのも後味がよく、私は好きです。おもしろいお話をありがとうございました。
昨今は転生ものが流行の中で死者は死者として扱いハードな世界観なのが却って新鮮に感じました。気になった点としては、『言う』を『云う』という表現が使われてますが、この辺りが気になってストーリーへの集中が削がれ気味になる程度でしょうか。デスゲーム(既に死んでるけど)的な要素もあるので、それらが好きな方にもオススメです。
変遷、躾、俯瞰、然程、躊躇、甲冑、膵臓、蒲鉾、疲労困憊、疲労困憊この辺りはルピを付けた方がもっと読みやすくなるのかなと思います。読んでいて知らない漢字が出てくると調べる必要があるので!前後の文脈で分かるところもありますが…。後、固有名詞にもルピを付けることをオススメします。例名古屋の小倉(おぐら)トースト、福岡県小倉(こくら)駅と同じ漢字でも読み方が違って意味合いが全然変わってきてしまうので。
俺がダンプに跳ねられて死んだ瞬間の映像だった。俺は、ダンプに跳ねられて、死んだ。「月本様にはこれから、《天国住民適性試験》という五つの試験を受けて戴きます」(あらすじより抜粋) 数々の試験。謎解き。失敗すれば地獄行き。 過酷な試験と五二〇〇分の一をあなたに。