21 あなたは物語の中にいますか? 外にいますか?

◇ 思ったよりも久しぶりじゃないご挨拶 ◇



つくもせんぺいです。

出会っていただきありがとうございます!


なんと、書くことを思いつきました!w

といっても、皆さまが書いている物語や創作論、近況なんかを読んで、

「はて? 自分はどうなのだろう?」

と思って書いている、乗っかり感満載の本回です(汗)


今回はどちらかというと、創作論寄りかも知れない!

そんな淡い期待を、そろそろ後夜祭という名前の意味もよく分からない喋くりエッセイで、書き手のクセに他人事のような言葉で紡ぐ今日この頃です。



◇ あなたはそこにいますか? 読み手編 ◇



あ、○ァフナーw

……気にしないでください。ただ語り始めにピッタリのフレーズだったのでつい。

まずは読者視点でのお話と。


皆さんは、小説や物語を読んでいる時、どこにいますか?


……は? って顔しないであげてください。

お風呂とかソファーとか、そんな話ではないのです。

もう少しかみ砕くと、没入するタイプですか?

くらいのニュアンスですかね?


感動して泣く、熱くなる。

胸くそ悪い展開にゲンナリ、悲しい。

ざまぁなお話に、ニヤッとしたり、あーあと思ったり。

甘い恋愛にドキドキしたり、目を覆ったり。


色んな豊かな感情に出会える物語ですが、自分を重ねてみるのか、俯瞰ふかんして舞台の観客なのか読み手のスタンスは様々だと思います。

モノによるって方ももちろんいらっしゃいますが。


ちなみに年々涙腺の蛇口が開けっ放しになってはいますが、自分は完全に俯瞰型です。


例えば、スラムダンクが流行ってバスケ人口が増えたり、クッキングパパの料理を真似てみたり、最近のクリエイティブ系ラノベの実験を試してみたり……しません。

幼少期は必殺技ごっこしていたとは思いますが、あんまりそういったことに影響されないというか、多分幼少期からアニメや特撮を観ていた数が多くて、という意識が根付いていたのだろうと思います。


個人的に、どっちが良い悪いの話でもなく、楽しみ方の違いでしかありません。

ただ、人はないものねだりな生き物だったりもするので、青春物語に自分を重ねて涙したり、熱いバトルに自分を奮い立たせられるその心が、とても眩しく羨ましく思うこともありますよね。


皆さんはどんな読み手でしょうか?



◇ あなたはそこにいますか? 書き手編 ◇



あ、ファ○ナーw

以下略。


さて、小見出し副音声さんを挟みまして、今度は書き手編です。

創作論を読む中で、人称の話ってよく目にしますよね?

物語の語り部の視点を、主人公の目線にゆだねる一人称か、俯瞰ふかんした第三者目線で追っていく三人称か。


簡単に書くとそんなところ。

最近のゲームで言うとVRか否か、でしょうか?


今回はそんな物語を描くにあたり、皆さまはどこにいますか?

と、いう投げかけです。

そう言えば自分はどうだろ?

くらいに感じていただければ、後夜祭は成功なので気楽にですよ◎



ガッツリ主人公のVR視点?

近くに立って演出家視点?

神ですがなにか。絶対神視点?

機械ですので分析します。3Dプリンター視点? ……ん?



と、まぁ人によって例え方は十人十色あると思います。

例えの異論は認めますがお手柔らかにw


自己投影の深度。

世界設定の詳細度。

人物の動きの滑らかさ。

書き手の特徴で、得意不得意もあるのかな? と思ったりもします。

最近ではテンプレという言葉もあるように、流行を敏感に察知し、世界観や流行りの設定のディティールをそれこそ3Dプリンターのように構築し、オリジナリティはその後で! という書き手さんもいらっしゃるので、小説というものの分母が増えたことが伺えますね!


まぁつくも自身がくぐった門ではないので、小説家という世界が狭いのか広いのか、近いのか遠いのかさえ分かりません。

(魔女先生を通して恐ろしさだけは知っていますが……汗)


ただ、昔は小説書いたりマンガ描いたりって、だったりもしたものです。

現在は、現実では秘密だったりするのかも知れませんが、発信する場所があり、読んで下さる方が居て、自分が学生だった時代よりも書くことに対する心理的な垣根は低くなっているのかなと感じます。


無料の良し悪しはともかく、ですね!苦笑

書籍化だったり、夢を掴まれた方には、何かしらの対価があってほしいとは思いますよ。

まぁ今はどこから芽が出るか分からないくらい、メディアミックスが多様化していますけれどね。



◇ つくもはどの視点か ◇



脱線して文字数も膨らんできたので、サラッと自分のことをお話して締めていこうと思います。

つくも自身は、今一番しっくり来るのはという視点です。

読み返していつも思うのですが、眺めてる気分で書いているのですよね。

短編も長編も関係なく、ちっちゃい箱の中を頬杖ついて眺めてる。

そんな感じです。


小説って自分の考えた世界を言葉にするものなのでは?

と、自分でも理解はしているのですが、不思議。

お題もらったりして、ポンと生まれてくれたら、あとはその世界の広がりにお任せです。

たまに困ってたら舞台セットの変更や、言葉の辞書くらいは引きましょかと。


ピンとこなければなんにも動かず、一文字も進まないなんてことざら。

一人称口語文体を一番使用するクセに、です(苦笑)


だからなのか、自分の描く物語に、自己投影がある人物はほとんど存在しないのですよね。

自分のことを書こうと思ったら、とことん書きますが、カクヨム上では1作だけ。

そもそもアイディアが生まれないのです。


では眺める視点が良いことなのか?

自分自身では、否です。

他人事のように眺めて書いた物語は、読み手にとっても他人事。

没入感で生まれる感動にはどうしても届かないよね、と実感しています。


変わりたいか?

と、問われると……うーん、必要になったら変わってるんじゃないかな?

なんて気楽な返事しかできないのが現状ですが(^^;)

書いている分には、自分自身も楽しめてはいるのです。



◇ 今回は物語においての自分の居場所のお話でした ◇



さてさて、脱線していたらまたもや2千字超えてきました。冷や汗ものです(焦)

そろそろ終わりたいと思います。

今回は皆さまそれぞれをテーマにしたお話、出会った本の紹介はナシで、ご自身を見つめていただければと思います。


読者であるとき、書き手であるとき。

皆さまはどこにいますか?

どこに居たいですか?


なぁんて、創作論風味があったかすら分からない今回の喋くり、最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^)


それでは、誰かの何かになれることを願って。

ではでは!



◇ 次回予告はありますか? ◇



YOKOKU……? 以下略。










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