6 カレーは飲み物、じゃあ小説は?の話
◇ まずはごあいさつから ◇
つくもせんぺいです。
出会ってくださりありがとうございます!
なんてタイトルにしてるんだとお思いの方も、共感してくださった方も、聞いたことがあるかと思います。
カレーは飲み物。
からあげはおやつ。
わたあめは空気。
さっき食べたのは夢の中だから、ご飯今からまた食べられるよね?
誰の言葉か?
世の中の
ちなみにうちのおちびは、
「ワタシは胃が2つあるから!」
って言ってました。勘弁願いたい。
◇ 大丈夫? ◇
大丈夫じゃないです。
話していると胃もたれしてきました。
カレーはただ晩ごはんだっただけなの。
本題に入りたいと思います。
『皆さまどんな小説が書きたいですか?』
です。
作風として、ですかね?
とは言っても、ここは喋くりの焚き火の前。
自分の話しだけしかしないので、皆さまも眺めながら考えてみてくださいね(^^)
ちなみに自分は以前話した先生に、
「自分は麦茶みたいにゴクゴク飲める小説が書きたいです!」
「そんなんじゃダメね」
と、一蹴されました(笑)
先生はよく、名文の冒頭の比較をされていました。
たまに小学生の感想文を、アンタ達より凄いからと紹介されましたね(笑)
掴みというのは大事だと。
まぁでも、それはとても分かります。
一作読んだ後、頭から鷲掴みにし、五臓六腑に染み渡るような、コース料理を堪能したような、素晴らしい映画を観たような。
立ち上がれない充足感が無ければいけないと、先生は言いたかったんだと思います。
至極正しいことですよね。
◇ では、いまは変わってしまった? ◇
否。
自分のこの考え方だけは変わらないんですよね。
先生にもよくぎゃあぎゃあ言ってました(笑)
多分、自分が小説を書くきっかけになった、
『ロマンス小説の七日間』
この作品に対する印象がそうだったんですよね。
飲むように読める小説。
さすがに麦茶とは思ってませんよ?
でもなんというか、読後の清涼感が素晴らしかった。
その後、最初はガラケーで書き始めた時も、読みやすくないといけないという観念はずっと持っていました。
紙じゃない。
この小さな画面が表現の場だと。
小気味良くしたいなぁと。
けれど、しばらく振りに投稿始めたら、すっかり縦書きに染まってましたね(笑)
いやぁ年月。
では麦茶のような小説? ですが、
現在流行している、なろう系の文体とも、自身が目指しているものが違う気がするんですよね。
自分はコメント等はしていませんでしたが、ここに来る前、5、6年はなろうの読み専でした。
社会人の隙間時間だから、1週間で多くて200〜400話くらい?
全盛期よりは後なので、スコッパーみたいな立派な志はなくて、ブクマからブクマでしたが。
その時に感じた印象、最近読んだエッセイでやっと言語化できたんですが、
“映像化のための企画書”
と、いう表現だったかな?
なろうや長編ウェブ小説は、全盛期を過ぎて、認知度が信じられないくらい上がり、多少分かりにくかったり描写が不足していても、映像として読者が補完できる程のテンプレが出来ている。
そう、自分は感じています。
だからどうしたのって話なんですが、だから自分の目指す読みやすいとはちょっとニュアンスが違うかもなぁと、そんな話です。
そう考えてるから、よく言えば懐かしい、悪く言えば古くさい雰囲気が漂っているのかも知れません。
でも、どうせなら読みやすく、面白く、満足してほしいですよね。
カレーみたいに。
◇ 上手く言ったつもり? ◇
まさか! 土下座で謝りたい(汗)
さて、まとまらない喋くりですが、今日は飲める読感(偏見)の作品を紹介して、締めます。
マンガ
入江 亜季 作「群青学舎」
羅川真里茂 作「しゃにむにGO」
小説
坂木 司 著
ひきこもり探偵シリーズ「青空の卵」
井上 悠宇 著
「誰も死なないミステリーを君に」
です。
マンガは前者はコーヒー。
後者はラムネやサイダーのイメージ。
繰り返し読みやすいかな?
小説は、ライトなミステリー調ですが、読後の喉越しが良いかなと(^^)
今回はホントにお喋りでしたが、お付き合いいただきありがとうございました!
誰かの何かになれるよう願って。
ではでは。
◇ 次回予告は? ◇
そういえば、先生の授業記録の出版本を掘り出しました!
読んでここで話せそうなら小出しにしようと思います(^^)
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