第3話 僕の気持ち
あの日から数日経っても心から連絡がくることはなく学校にも心が来ることはなかった。僕は心配になって心に何回も連絡をとってみたが電話をしても電話には出てくれずメールを送っても返信が返ってくることは無かった。そしてあの日から2週間経った月曜日についに心が学校に来てくれたので話をすることにした。
「瞬君、ごめんね。色々と連絡してくれてたりしていたのに電話に出られなかったりメール返信できなかったりして.......私今後について考えてたりしていたの。私瞬君との子供を妊娠したみたいでこの前産婦人科にも行って今妊娠8週」
「え、ありがとう。僕との子供を妊娠してくれて。僕心と結婚して子供を育てていきたい。簡単なことじゃないし大変な道のりだと分かっているけど僕は心もお腹の子を大切にしていきたいと思っているしお金のことなら僕がなんとかするから大丈夫!!」
「瞬君、ありがとう。私怖かったの、瞬君の事は好きだけどあの時のような楽しい生活だけじゃなくなるかもしれないって。結婚したり子供を育てることはお金がないとできないことだし、今まで通りの生活じゃなくなる私たちには子供を育てる責任もでてくる。だけど瞬君の言葉を聞いて安心した」
「まずはお互いの両親に挨拶をしにいこう。そして今後のことを考えていこう」
そしてⅠ時間目の授業が始まった。僕は授業中もずっと心の両親にどう挨拶しようか考えていた。
初めて会ったあの日の気持ちのまま君と一緒に過ごしたい 春田 青 @HarutaAo
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