第6話 神2

「君は次の人生、大きな運命を背負うことになる。覚悟しておくのだ」


「運命? 覚悟?」


一体どんな運命なんだろう。さっぱりだ。


「それだけ伝えておく。あとは楽しんでくるのだ」


そうとだけ言うと、神とやらは消えた。

そして、僕の体が白い光に包まれる。


「おお...!」


ついに異世界に行くんだ。なんだかんだ楽しみだな。一体どんな世界が待ってるんだろう。


そう考えていると、僕の体の下に魔法陣が現れ、ふわっと体が浮かび、上空へ吸い込まれていった。

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