いいわけ

KAC20237「いいわけ」

　……いやまぁ、書いてない訳ではないんですよ。本当に。近況でもちょっと

報告したんですが、ぼちぼちとは書き進めているんです。まぁ、ぼちぼちとは。

　あの～、でもね。今月に初めてカクヨムで作品を発表しまして。色々とね、

課題というか、問題がみつかりまして。それをどうこうしないとな～、と難儀

している訳です。

　結局のところ、書くだけ書いて終わりってんじゃ……ね?　どうせなら読まれたい

じゃないですか。……で、なるだけ読まれるようにするにはどうするか。宣伝も大事

ですが、読んで貰いたいクライマックスが底の方にあるってんじゃ、いくら宣伝して

もあまり効果はないと思ったんです。

　あれです、箱の中に当たりくじがあるやつで引ききれば必ず当たる、なんとか

とかいうシステム。

　しかし、100個のうち、99個目で当たりが出ると何かイヤな気になるでしょう?　

30個目、或いは50個目くらいに出てくれば、次のボックスも引きにいってくれる

かもしれない。

　で、WEB小説も似たようなもんなんじゃないかなぁ、と。いや、世知辛いです

けどね。時流、というかね。

　あくまで個人の感想ですが、泡沫だの木っ端だのって肩書きの物書きはそれくらい

の対策はしないと、この先生きのこるのは難しいんじゃないかとね、思いまして。

既に他の分野で名声があるのなら別ですけども。

　なんで、あーでもない、こーでもないと考えている訳です。どうすれば継続的に

読まれるようになるのか。もう少し考えなきゃならない。

　……勿論、今更そんなもの程度は頭のいい人がしっかりまとめてとっくの昔に

世に公表しているでしょう。それでなくてもネットの集合知にかかれば、適切に

要点をまとめた正答も得られるかもしれない。

　けど、それではなんとなく意味がないと思ったんですよ。車輪の再発明だろうが、

自力でなんとかしなくちゃな、とね。

　……以上、次作に時間がかかる言い訳でした。