慕うアンズを守ったツバキと、一般的な観点からツバキを批判した周りの人たち。間違えているのは一体どちらなのかということを考えさせられた。最後のツバキの台詞には切なくも温かい気持ちになれる。
人に危害を加えるか否か、自分が廃棄処分になるかどうかを越えて、主人のために動くツバキの姿が魅力的でした。
読み終えた時にとても温かな気持ちになります。