七日目 坂田璃子&阿紫上敦也

◆坂田璃子◆

すぐさま敦也に駆け寄り能力を使おうとするが、第二位のおかげで使うことが出来ないことを思い出した。


キッと栞を睨むと、とても悲しそうな顔をしていた。


「私だってこんなことしたくなかった。」


「じゃあなんでこんなことしたの!」


「脅されたのよ、第二位に。」


ごめんなさい、と言って栞はまた能力を使おうとする。


その時だった。

敦也の目に赤色が流れ込み、口元がにやりと歪むのを見た。


◆阿紫上敦也◆

あ〜死んじまったな〜。

と思ってると、能力が語りかけてくるのがわかった。


『どうしたい?』


他の人を傷つけないと誓うなら出てきてもいいよ。


能力がニヤリと笑った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る