六日目 阿紫上敦也
◆阿紫上敦也◆
栞来なかったな。
一応璃子には言ったが、なんのことかわかっていない様子だった。
三時間目、栞がついに教室に来た。
と同時に、第二位の能力が行使される。
これは参ったな。
先生を人質に取っているのでどうしようも出来ない。
出来れば刺して欲しくない。
栞のためにも。
しかしそんな願いも虚しく。
体に刃物が突き刺さる。
最期に璃子に『ごめんね』と言う。
璃子の前で冴えたくだけはなかった。
第一位とばれるだけでも嫌なのに。
瞬間意識は暗闇に落ちる。
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