第4話 「ウマ娘」が好きすぎる中学生男子たちは、大人になったら、誰に、介護してもらうんだ?部活ランキングで、何がわかった?

 運動のできない、過保護男子たち。

 大人になったらの、あるある。

 「町内会で、運動会をやるんですか?え、何で?疲れたり痛いのは、いやだよ。僕の個性を生かせるように、してください」

 言いそう。

 それか…。

 何も、言わない。

 知らない人に、話しかけられない。

 「皆さん?知らない人に話しかけては、なりません」

 この教育のリバウンドは、沼。

 学校の先生のレベルも、あれだしね。

 最後に、変わった意見を、紹介。

 今どき世代の子が運動をしなくなったのには、まわりから、批判されたくないからだそうで。

 「こら、何を、やっているんだ!」

 「下手くそ!」

 「バントくらい、ちゃんとやれ!」

 「そこは、走れ!」

 プロ野球であるあるの、ファンのヤジ。そういうことを言われると、今どき世代の男子どもは、泣いちゃうらしい。

 だから、運動したくないのか。

 そんな今どき世代の男子たちのためにも、今、悪口を言われないようにする社会が、進んでいる。

 実際、ツイッターでは、有害な投稿をしようとすると、AIが、自動で、危険を判断するんだってさ。

 「本当に、これ、送って良いんですか?」

 みたいな感じで、ユーザーに、確認。

 ツイッターの、英語版の話だけれどね。

 ちょっと、残念?

 この工夫で、30%くらいの人が、メッセージを手直ししたり、投稿を中止。似たサービスは、日本語版で、TikTokになら、導入されていたんじゃないかな?

 「僕たち、疲れる運動部には入りたくありません!僕たちらしく、生きていきたいんです!」

 はい、はい。

 もう、わかったよ。

 「若い世代の子たちを介護してやる国、日本へ、ようこそ」

 スポーツの専門家(プロね)は、こうも、言っています。

 「今どき世代の子は、疲れたくないといいますよね。だったら、リーグ戦をなくしたほうが良いでしょう。何試合もやれば、体力も気力も少ない今どき世代の子は、泣いてしまいますからね」

 だろうね。

 今どき世代の男子が、立ち上がる。

 「勝ちより、価値が大切!」

 「それが、僕たちの生き方!」

 「世界に1つだけの花!」

 それに応える、高齢者たち。

 「わしは、戦わなくても、金メダルをあげるようにすれば良いと思うぞ」

 「孫が、かわいそうですものね」

 新時代の日本の運動が、次々に、考え出されている。

 「疲れないレクリエーション」

 「ゆるスポーツ」

 「痛くないチャンバラ」

 「走らなくても良いマラソン」(何だよ、それ)

 「アバターを使った、未来の、メタバース運動会」(ウマ娘みたいな感じになるんでしょ?)

 過保護世代。

 「ウマ娘」が、そんなにも、好きなのかい?

 ゆるく、戦え!

 「勝ちじゃない価値を楽しんで、勝とうぜ(←マジで、言っている意味がわからない)!」

 「ナンバーワンにならなくても、良いんだ。もっと特別なオンリーワンで!」

 「大人になって、しっかりと、介護してもらいましょう!」

 「SNSで、いたずら運動を拡散だ!」

 やめろー!

 走れー!











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「中学の部活動ランキング」が面白い!「ゆる部」って?あの年代は、夢いっぱい! 冒険者たちのぽかぽか酒場 @6935

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