李勣の生き様は面白いですよね。
やはり晩年太宗に疑われたことがあるので、その点が影響していたのかなとは思います。
武照が武則天という存在まで駆け上るのは想像していなかったと思いますが、高宗は気弱な人物だったらしいので、皇后が尻に敷くことくらいまでは予想。
「だったら皇后の道筋をサポートして恩を売ろう」くらい思ったことはあるかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
晩年の李世民は魏徴の扱いからみても、おかしくなっていますし、李勣にしてみれば「やってられるか、馬鹿らしい」となっても納得の部分があるんですよね。
長孫無忌は確実に奸臣ですし。
翟譲はあっさりと見捨てて、李密には忠を尽くすような李勣の振る舞いには計算があると考えると、私はこの考え方に整合性を感じざるを得ませんw
青田の推測通りなら『則天武后』の為政者としての素質を見抜いたうえで、あえて反対しなかったということなのですね。
結果的には、後の歴史家からその点をあげつらわれて、老いては駄馬にも劣ると評されてしまったようですが。
自分は古代中国史はあまり詳しくないので、知らない分野の逸話が聞けて面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は司馬懿には老いの影響が全く見られないんですよね。
その点も含めて「ダブスタだ」とやりたかったんですが、気力が尽きましたw
締め切りに追われるように書いたので結構書き直したりしてます。
調べると作中に出てくる塚本さんが「李世民」という本を上梓なさっているようなんですが……この方の「煬帝」はそれほどでも無かったので迷うところです。
元ネタを知らず…残念。
KACいろいろ拝見させていただき、
楽しかったです。
不知火が印象に残ってます。
(↑ここで呟いてスミマセン)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やはりミステリーが私に向いているんでしょうねぇw
この話で偉そうな青田が探偵役のミステリーをちょこちょこ置いてますので、お時間のあるときに目を通して下されば幸いです。
KAC連作にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。