第1話:おわりとはじまり 第2章

 ルカが再び「夢の世界」を訪れたのは、現実世界で3週間近くが過ぎてからのことだった。

 当然ながら、花祭りの1週間は大盛況のうちに幕を閉じている。まだ赤い花を落とさずに待っていてくれた、ポールベリーの大樹の湾曲した幹に座って眺める町並みは、どこか中世ヨーロッパの田舎町に似ていて可愛らしい。

 ルカはジェイクの実家の薬屋が販売した「見た目と味がまったく違うフルーツキャンディ」を味わいながら、小さく肩を落とした。

「僕もおばあちゃんのお店手伝いたかったし、美味しい物も食べたかったのに……」

 半ば諦めていたとはいえ、今年も花祭りの期間を逃した自分のためにと、ジェイクが当日の販売品をわざわざ持ってきてくれたことで、若干の未練が顔を覗かせる。祖母の魔法商品が予想通り早いうちに完売したのはおめでたいことだし、普通ならばメロン味かマスカット味を想像させる黄緑色の飴が、口中にバナナ風味を広げているというのも面白い。わずかながらも疲労回復効果が期待できるというのが、いかにもこの世界の製品らしいではないか。

 ――けれどやはり、自分もみんなと一緒に、春の訪れを祝いたかった。それはただの我儘わがままではなく、こちらの仲間達と過ごす時間を貴重に思うからこその感傷だ。

 そして、そんなルカの気持ちは、幼い頃から一緒に育ってきた幼馴染み達にも、正確に伝わっていた。

 ルカから分けて貰ったオレンジ色のキャンディを口に放り込み、「ブルーベリー味だと……?」と、整った顔を歪めていたユージーンが、ふと目元を緩める。

「来年はきっと、一緒に参加できるよ」

「ユージーン?」

 どこか確信に満ちた響きに、ルカは大きな両目を瞬かせた。今は見下ろす位置にある秀麗な顔は、優しく微笑んでいる。幹に着いた左手に大きな掌が重ねられ、思わずドキリと心臓が高鳴った。

 同時にジェイクも、ポールベリーの幹を挟んだユージーンとは反対側の位置から、宥めるように頭を撫でてくる。

 背の高い二人にとっては、ルカがジャンプしてよじ登れる程度の木の節など、何でもない高さのようだ。

 加えて二人共、ルカを小動物か何かと勘違いしているような気がしないでもない。

「…………」

 思春期の男子高校生として複雑な思いに駆られながらも、ルカの意識は先程の違和感に引きずられていく。

 『来年は、きっと』。優しいユージーンはおそらく、ルカを励ますために、そんなことを言ったのだろう。そもそもルカがこの夢の世界へやってくるタイミングに、規則性はない。だからこそ、これまでの10年間で、花祭りに参加できたのはたった3回なのだ。最後に参加できたのは4年前。幼馴染でなかったら、「気休めを言うな」と憤慨したかもしれない。

 ルカが引っ掛かったのは、未来への展望ではなく、過去についてだ。――そういえば、幼い頃は、もっと頻繁にこちらへ来られていたような気がする。最初の頃はそれこそ、1週間に1、2度のペースで祖母に会い、みんなと遊び回っていたはずなのに、その間隔は徐々に間遠になり、今回に至っては3週間も空いた。

 ――もしかして、自分はこの世界から遠ざかっているのだろうか?

「――!」

 降って湧いた疑問に、ルカはヒヤリと心を震わせた。幼い頃に両親が指示を仰いだという専門家の意見が脳裏をかすめる。「大人になれば、そんな夢は自然と見なくなる」――いずれ祖母や仲間達に会えなくなる日が来るのだろうか。

 恐ろしい想像に、ルカは息を呑んだ。


 ――の、だが。


「――いつまで触ってるんだ」

「……」

 唸るような声音に、ルカの思考は中断された。我に返ると、ユージーンが眉根を寄せて、親友のはずのジェイクを睨み付けている。確かにジェイクは飽きもせずにルカの頭を撫でているけれど、左手は相変わらずユージーンに捉えられたままだ。当然、ジェイクに動じる様子はない。

「お前が言うな」

 一刀両断に切り捨てられ、ユージーンは整った顔をギリリと歪めた。ジェイクに向かって詰め寄るように、大きく一歩を踏み出す。

「お前はルカを、リスかウサギとでも勘違いしてるんじゃないのか」

 16歳にもなろうかという男子への表現としてはいかがなものかとは思うものの、それはルカも感じていた。ジェイクは見掛けに反して小動物好きだが、相手に怖がられやすいという弱点を抱えており、残念ながらルカは本人の意思に反して、所属する二つの世界の老若男女から「可愛い」という評価を受けがちな少年である。

「リスもウサギも、簡単には触らせてくれないだろう」

「だからルカを触るっていうのか!? ふざけるな!」

「え、ちょっとちょっと!」

 ルカは慌てて、二人の間に割って入った。正直、ふざけているのはユージーンの方ではないかと思ったが、さすがに口にするのははばかられる。

 ほんの少し前までは和やかな空気が流れていたはずなのに、何だこれは。ルカは思わず頭を抱えた。

 しつこいようだが、ユージーンは非の打ちどころのない美青年だ。すらりと伸びた手足に、整った面立ち。子供の頃から綺麗だったが、ここ数年で身体つきも一気に男らしくなった。物腰の柔らかさも相俟あいまって、町には彼を慕う女性が数限りなく溢れている。

 対するジェイクはというと、ユージーンのような華やかさはないまでも、男性らしく整った精悍な顔付き、高身長かつ筋肉質と体格にも恵まれており、男女ともに憧れる者は多い。

 彼らに想いを寄せる者達が見たら、100年の恋も冷めてしまうような、この残念っぷりの露呈は、割と最近になってから頻回に起こるようになった。18歳で成人を迎えるこの世界にあって、16歳のルカからすれば、まるで幼子の寵愛を競い合う年若い夫婦のようにも思えてしまう。

「取り敢えず、落ち着いてよ。ね?」

 僕はリスでもウサギでもないんだし、という主張を辛うじて飲み込んで、ルカは必死に笑顔を作った。何だかよくわからないとはいえ、自分のせいで幼馴染み達がいがみ合うのは心が痛むし、イケメンがおかしな崩れ方をしていくのを見るのも忍びない。

 二人がお互いでなく、ルカに向かって「すまない」と詫びたところで、別な声が割って入った。

「――ルカ!」

 名を呼ばれて視線を送ると、麓の方から人影が近付いてくる。聖職者の纏うキャソック姿を見止めたユージーンとジェイクは揃って顔を顰め、ルカは懐かしさに声を弾ませた。

「ネイト!」

 小さく叫んで、木の幹から飛び降りる。駆け寄ると、ネイトは腰を屈めて、ルカを大仰に抱き留めた――いや、そこまで熱烈に歓迎して欲しいとは思っていなかったのだけど。

「久し振りだね」

 一見細身だが、意外と逞しいキャソックの胸元から何とか顔を上げると、陶然とした視線が返される。

「花祭りは残念だったよ。たくさんの花に囲まれた君は、まるで本物の天使のようだっただろうね」

「……」

 彼に会うのはふた月ぶりだが、相変わらずの勢いに、再会の喜びは瞬時に相殺そうさいされる。そしてそれ以上に、背後から冷気としか表現しようのない圧を感じて、ルカは愛想笑いのまま顔を引き攣らせた。

 おあつらえ向きに強い風が吹き抜け、周囲の木々が不穏な音を立ててざわめく。

 ネイトは2年前、麓の町の教会に赴任してきた司祭だ。若干22歳にして、田舎町とはいえ一つの教区を任されるからには、教団内でも将来を嘱望しょくぼうされる人物であることに間違いはない。教会には孤児院も併設されており、一時的に旅人などを受け入れることもあって、ポーションの需要は高く、それゆえに祖母ベリンダとも縁は深かった。孫のルカが彼と親しくなることも、ある意味では必然と言っていいだろう。

 そうやって交流を深めた結果、色々あって、ネイトはルカを、女神かその御使みつかいのごとく信奉している有り様だ。

「――今日は何の御用ですか」

 普段の彼からは想像もつかないような慇懃無礼な態度で、ユージーンが問うた。ここは彼の家でもあるのだから、聞き方としては間違っていない。しかし、表情には「早く消えろ」という本音がありありと滲み出ているし、恐らく本人も隠すつもりはないのだろう。

「神父様ってのは随分暇なんだな」

 間をおかずに、ジェイクが嘲るようにわらう。彼が他人に向けてこんな表情をするのを、ルカはネイト以外に見たことがない。

 つい先程まで、ルカを挟んで小競り合いを続けていたことが信じられないくらいの、見事なコンビネーションだ――さすが親友。

「…………」

 マズイ奴らが鉢合わせてしまった。ルカが慌てる横で、一身に悪意を浴びせられるネイトはというと、実に涼しい顔だ。ルカを後ろ手に庇うように立ち上がると、「いいえ」と薄く微笑む。

「ルカとベリンダ先生に、子供達からのバザーのお礼を届けに来たんです――君達に用はありません」

「!」

 笑顔のまま、ネイトはギロリと二人を睨め付けた。侮蔑も露わな言い回しに、ルカは嵐の予感に震え、ユージーンとジェイクはそれぞれ怒りに拳を握り締めている。

 いつも笑顔で温厚なネイトは、町の人々や孤児達にも人気が高い。しかしそれは、あくまで公式の場での振る舞いだ。実際の彼は毒をふんだんに含んだ人間であり、嫌いな者に対しては、これ以上ないくらいに辛辣だった。恥ずかしげもなく「私の天使」と呼び、一途に慕うルカへの態度とは、それこそ天と地ほどの差がある。

 そして、ユージーン達の警戒の最大の理由も、そこにあった。――この男、ルカへの思い入れが強すぎて、何を仕出かすかわからない。不用意に近付けるのは危険だ、と。

 そんな幼馴染み達の葛藤を知らぬルカは、基本いつも、間に挟まれて右往左往している。なぜ二人がこれほどネイトを嫌うのか、ネイトはネイトで、挑発的な言動を繰り返すのか。

 ただ一つ確かなことは、多少性格に難はあれど、ルカにとってはみんな大事な存在であることだった。仲良くは出来なくても、共存の道を探ることを放棄してはいけない。

 ――差し当たっては。

「おばあちゃんなら部屋にいるはずだから呼んでくるよ。二人はここで待ってて」

 「行こう、ネイト」と、ルカはネイトのキャソックの袖口を引っ張った。とにかく彼らを引き離さなければとの使命感に駆られていたため、その可愛らしい仕草にネイトが両目を細め、残された幼馴染み二人が衝撃を受けた様子で肩を揺らしたことには気付けない。

 昼過ぎに王都からの手紙を受け取ったベリンダは、今は自室に籠っているはずだ。諸国に聞こえた大魔法使いである祖母のこと、緊急の呼び出しかと訊ねたルカに、「久し振りに貴方に会えたのに、どこにも行く訳がないでしょう」と笑っていたから。

「……」

 玄関まで半分の距離を歩いたところで、ふとルカは気付いた。

 祖母は普段、自身の研究や弟子の養育以外にも、各地を忙しく飛び回っている。災害復旧や薬の精製等、魔法絡みの協力要請は元より、近隣諸国の情勢視察、及び国や州への報告等、その活動は多岐に渡っているはずだ。事実、そういった話は本人や周囲からも聞かされているし、これは今更疑う余地もない。

 しかし、ルカはこれまで、祖母の不在時にこの世界へ来たことは、一度もなかった。ここ数年で比較的間遠になってきているとはいえ、幼い頃は今よりもっと頻繁に来ていたはずなのに。

 ――これには、何か意味があるのだろうか?

「……ルカ?」

 急に足を止めたルカに、ネイトから気遣わしげな声が掛けられる。みんなにもこんな風に接すればいいのになぁ、と思わず口元を緩めたところで、突如浮遊感に似た感覚に包み込まれた。アラームをセットしていない時は、いつもこんな風にして、「目覚めの時」はやってくる。

 取り敢えず考え事は中断して、ルカはくるりと振り返った。

「ごめん、ネイト。もう行かなくちゃ。おばあちゃんだったら、もう――」

 気付いてるはずだから、すぐに降りてくると思うよ、と。

 最後まで言い切れずに、ルカの姿は「世界」から消えた。



「………………」

 ルカに引かれていたネイトの右腕が、力を失ったようにだらりと垂れ下がる。

 直前まで小柄な少年の居た場所に、一陣の風が吹き抜けた。

 ほのかな温もりの残る袖口を反対の手で小さく撫でてから、ネイトは唇を真一文字に結んだ。そして、ルカの居ない場所に用はないとばかりに、そそくさと玄関へ向かう。面白くもなさそうな真顔が、すぐに営業用の笑みにすり替わったのは、ルカが伝えようとして叶わなかったとおり、黄金のベリンダが玄関ドアから姿を現したからだ。彼女は身に宿した不可思議の力でもって、神父のおとないを察知していたのだろう。歳を経ても上品さを失わない美しい顔が寂しそうに歪んでいるのは、3週間ぶりに会えた孫が、わずか数時間の滞在で「あちらの世界」へ還ってしまったからだろうか。

「先生、先日はありがとうございました」

 他者に癒やしを施すことが資格の第一である神父にとって、ポーション精製に秀でた魔法使いは、敬意を払うべき対象である。この信義に則って、ネイトはルカの祖母に最大限の礼を尽くしながら、花祭りのバザーの感謝を述べた。旋風に、限りなく茶色に近い金色の髪が踊らされるのを疎ましく感じたが、笑顔を絶やすことはない。

 孤児達からのお礼の手紙を受け取るベリンダも、年若い神父を丁寧に迎え入れる。

 後に残された二人の幼馴染み達は、ポールベリーの木の下、複雑そうに視線を交わすことしかできなかった。


                  ●


「――ちょっと、瑠佳るか!」

「!!」

 強めの叱責に、瑠佳はビクリと肩を震わせた。家族揃っての夕食の席、右隣から声を掛けてきたのは姉の瑠衣るいだ。夏休みの家族旅行についてプランを出し合う中、不意に反応の途切れた弟をいぶかってのことらしい。思い付く限りの避暑地をアレコレと提案していた両親からも、気遣わしげな視線が向けられる。

「ごめん、ちょっとボーッとしちゃってた」

 慌てて取り繕い、瑠佳は豚の生姜焼きにかぶりついた。正直あまり食欲はないのだけれど、下手なことを言って心配を掛けるのも気が引ける。

 おいしい、と笑って見せた瑠佳に、母はつられたように少しだけ微笑んでくれた。しかし、一緒に育ってきた姉の目は誤魔化せなかったらしい。

「アンタ、最近なんか疲れてない? 大丈夫?」

 瑠衣は、自分とよく似た弟の顔をジッと覗き込んできた。母の自慢でもある、お人形のような大きな瞳がキラリと光る。瑠衣には先刻、学校から帰るなり、おやつも食べずにうたた寝していたところを見られていることもあって、瑠佳は思わず視線を彷徨わせた。ネイトには悪いことをしてしまったが、こればかりは瑠佳にはどうしようもない。自分の消えたあの場所で、血みどろの戦いが繰り広げられていないことを祈るのみだ。

 瑠佳の心中を知る由もない瑠衣は、ハッと目を見開く。

「受験勉強から解放されたからって、遅くまでゲームでもしてるんじゃないでしょうね!?」

「……違うよ、ちゃんと寝てるし」

 姉の推測がまったくの的外れであることに妙な安堵を覚えて、琉佳は殊更に大きく声を張った。確かに、受験の終わった一時期には、そんなこともなかった訳ではない。だが、本来度を越したゲーマーでもない瑠佳の生活リズムは、中学卒業までにとっくに元に戻っている。

 何事もなかったように食事を続けていると、母が別の懸念を口にした。

「まだ新しい環境に慣れられてないのかしら?」

「いや、さすがにそれは……」

 なぁ? と助け船を出してくれたのは父だ。コクコク頷いて同意を表しながら、瑠佳は小さく苦笑した。高校入学直後ならばいざ知らず、休みの日に遊びに出掛けるような新しい友人関係も構築できている今になって、心配されることでもあるまい。

 ――まったく、心配性だなぁ。

 くすぐったい気持ちで味噌汁を飲み込んだところで、瑠衣が父に矛先を向けた。

「じゃあお父さん、週末の釣りはナシね」

 言われた父はというと、「ええっ!」と大仰に肩を震わせる。釣りは父の趣味の一つであり、子供達とその時間を共有することを好んできた。しかし、魚の触れない娘はとっくに飽きており、今では妻共々同行を拒んでいる。ぼんやり釣糸を垂れることが嫌いではないという息子だけが味方という寂しい状況下、久々の遠征予定だったためだろう。

「大丈夫だよ、行くって」

 ただ少し倦怠感があるだけで、体調不良と言うほどのことでもない。父を安心させるように微笑んだ瑠佳に、車に魚の臭いが染み付くことを嫌う母が、結論を先送りさせるように締め括る。

「取り敢えず、今日は早くお風呂に入って寝ちゃいなさい」

「「――ハイ」」

 頷いたのは、父と瑠佳同時だった。男達が苦笑いを交わし合う中、瑠衣が「私も軽井沢行ってみたい」と当初の話題を蒸し返したことで、瑠佳の体調についての追及は有耶無耶に終わる。

 自分から振ってきたくせに、と心の中で笑いながら、それでも瑠佳は、ひっそりと胸を撫で下ろしていた。

 ――少なくとも、今の自分は、家族に本気で心配されるほど、衰弱しているようには見えていない。

「…………」

 夕食を終え、軽やかに自室への階段を登る姉の後を追いながら、瑠佳は自身の中に芽生えた違和感から必死に目を逸らしていた。

 どれだけ休息を取っても疲れが取れない。身体が常に睡眠を欲しているような、そんな感覚。

 自室のドアを開けたところで、瑠衣がくるりと振り返る。

「サッサとお風呂入りなさいよね!」

 過保護を悟られたくないのか、頬が少しだけ赤く染まっているのが何とも微笑ましい。

 姉の見事なツンデレぶりに和まされ、「ありがと」と笑ってから、瑠佳も自室に戻った。ひとまずは家族の好意に甘えることにして、入浴の準備を整える。

 着替えを持ち、ふと視界に入ったオスライオンのぬいぐるみを無意識に撫でたのは、自分を落ち着かせるためだったのかもしれない。

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