インプットとアウトプット

はじめましての方は初めまして、そうでない方はありがとうございます。有宮旭と申します。今回は、「賢いヒロイン」コンテストに応募していることについて書いていこうと思います。まぁ、近況ノートには少し書いてあるんですが。


もともと、高校時代からずっと20年くらい温めていたんです、現在連載中の作品については。高校を舞台にして、いろんな事件に巻き込まれるグループの話を書こうと思って、国語辞書などからよさそうな名前を探しては名前に組み込みました。

さすがに今はないですが、当時はノートに思いつく限りのことを書きだしましたね…。まぁ、ほとんどが登場人物の名前だったりするんですが。ありそうでなさそうな名前を考えるのは昔から得意でしたね。意味としては良い言葉なんだけど、そんな名前の人なんていないなぁ、っていう微妙なラインを突くというか。


で、今はコンテストに必要な2万字の壁にぶち当たっています。そもそもKACから入った物書きですので、知名度自体がまずないのです。どの作品もPVは一桁ですし。そのくせ、コンテストに応募しようとしているのは本編ではなく「番外編」なのです。

奇をてらったとしか言いようがありません。本編を起承転結で普通に書こうとすると、「賢いヒロイン」の像がぼやけてしまいますし、まずそこまでたどり着かないのです。


この日記の1話目は、映画について書きました。BLUE GIANT。今もなおロングランを続けているすごい作品ですし、インスピレーションを受けたといいますか、ピアノの鍵盤を叩く姿がキーボードを叩く姿と自然にユニゾンしたような印象がありました。

そこで大きなインプットを受けて、KACに投稿したのを覚えています。いや、本当に未見の人は観に行く価値があるものですよ。努力とはこういうことか、物を作るとはこういうことなのか、というのを見せつけられました。


インプットしたものは、できるだけ早くアウトプットに結び付けなければなりません。そうでないと、インプットしたものが風化して無くなってしまうからです。それは例えばツイートだったり、口コミだったり、いろいろなものになりますが、インプットで得たものをアウトプットしていくことで、よりインプットされたものが鮮明で大事なものになっていくのです。


長々と書きましたが、「2万文字の壁にぶち当たっている」のが現状です。インプットしているものが無くなりかけているんですね。そうでなくともテーマは学園モノです。高校時代だから勢いで書けたものが、今書けなくなっているのは当時インプットしていたものを忘れかけているから、ということも一因です。

かと言って、書くのをあきらめるかと言えば、そうではありません。締め切りまではまだ日にちがあるのは、読者である皆様にはわかっていると思います。「ダメでもいい、作品を一つ仕上げることが大事だ」とは、表現者の間ではよく言われている言葉です。

駄作の数々ではありますが、どうか私ともども作品を応援していただければ、幸甚でございます。



…自分語りだと長く書けるんですよね…いや、人間って不思議です。

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