2023/04/28
第003頁 『人気の策』
どうも、駄筆者のchomochoです。
約、半月ぶりの更新となりました。
駄筆なんて言葉が有るのかは知りませんが、拙筆という言葉や拙作という言葉はあまり好きではないので……駄菓子の駄を頂きまして駄筆と、まぁ、そんな訳で御座います。
さて。
今回のテーマ『人気の策』について、少し考えてみたいと思います。
たった今言いました通り、このエッセイは書きたいテーマこそ予め決めてから書き始めていますが、その内容については予め何も考えておらず、書きながら考え、考えながら書いています。
なので、文章としては最初と最後の方でまるで違う事を言っている可能性も有りますが……そこは笑って赦して下さいませ。
今回、何故この様なテーマでエッセイを更新しようと思ったかと言いますと、カクヨム公式から『人気ランキングTOP10』であったり、『KAC2023結果発表』があったりしたからです。
カクヨムユーザーであれば、それらに目を通した方も多いかとは思いますが……正直、どう思われましたでしょうか。
私は、『なるほど、上手い人、上手い作品が評価される訳では無いのだな?』と、正直、そう思いました。
なので『人気の策』と題し、その人気の秘訣について、考え、或いは探ってみようかと思い至りました。
まぁ、こんな事を言うと……叩かれそうな気もしますが、叩かれる程、私には認知度が無いので平気でしょう。
という事で、好き勝手に書かせて頂きます。
私がパッと思いついた結論から言いま……いえ、その前に真の人気作を目指すならその限りでは無いと前置きをさせて頂きまして、結論としましては『ロビー活動』かな?と。
ロビー活動とは、何が言いたいかと言いますと……。
本来、ロビー活動とは政治用語な訳ですが……その意味は、優れた政治、では無くてですね、個人的な思想やら都合やらを、上手いこと政治家等を通して実現してしまうのを目的として、活動する事を言います。
本来、政治とは、国民が選び抜いた優れた政治家によって、執り行われるべき、でしょう。
それが理想ですし、建前的にはそれを是としている訳です。
しかしですよ。
世の中、優れた政治家ばかりなんて事は無く、優れた政策のみが執行されているのか?と言うと、必ずしもそうでは無いと、誰しもが気付いているでしょう。
何故、そんな事になってしまうのかと言えば……力の有る企業や団体、或いは個人が、ロビー活動によって、その思想やらを押し通せてしまうからのですよ。
まぁ、それが悪政の全ての原因では有りませんし、そこは誤解無き様に、お願いします。
で。
同じ事だなぁ~って。私は、今回の、ランキングや結果発表を見て思った訳です。
必ずしも良い政治家が良い政策で良い結果を残す訳では無く。
悪い政治家が悪い政策で何故か良い結果を残す事だって有る。
と。
悪い政治が良い結果を残す事なんて有るのか?と言うと、それが無くは無いじゃないですか。悪い政治とは、善悪での悪と言ってる訳じゃないのですよ。
まぁ、政治の良し悪しについては今回の主題では無いので……ここら辺で終わりにするとしまして、政治家を作家、政策を作品と置き換えて見て下さい。
すると、どうでしょうか。
同じ、に見えませんか?
まぁ、だから何だと言われそうなので、ここからが、今回のテーマである『人気の策』についてです。
私はカクヨム初心者であり、登録したのは昨年末頃で、執筆を開始したのは今年に入ってからです。
ですので、執筆者だの創作活動だの、そう言った事には疎いものでして……ですから、置き換えて考えてみる事にしたのです。
駄筆者と自称はしましたが……私も執筆活動をする者の端くれですし、得られるものなら人気を得たい訳ですよ、ええ。
して。
ロビー活動をする者、その特徴を捉えれば、そしてその活動を真似れば、私の作品も人気が得られるのでは?と。
つまり……いえ、こちらについても結論から申しましょう。
政策の中身なんてそっちのけ、つまり、作品の中身なんか気にするよりも、人気を得る事の方が先決なのでは?という事です。
人気を得たくてアレコレ考えているのに、先ずは人気を得るという結論は、あまりにも矛盾した考えにも思えます。
しかし……私の結論はコレでした。
真の、善き政治家となるには、それでは駄目でしょう。
真の、正しき政策を執るには、それでは駄目でしょう。
ですが……。
思い描いてみて下さい、政治の世界を。
先ずは何よりも先に、人気を得る事に奔走していると思いませんか?
政治家とは斯くあるべし、とか、政策がどうの、とか、そんな事を気にしたところで、誰も見向きはしない訳ですよ。
で。
結局、人気を得た政治家が、なんとなぁ~く、それなりのポジションに収まり、それなりに結果を残すじゃないですか。
つまり……ツラツラとまどろっこしい事言ってないでハッキリ言えやって、そろそろ言われそうなので言いますが……執筆作業に没頭するよりも、SNSやなんかで、より広く、多くの人と触れ合う事の方が大事なんじゃないのか?
と、そう思う訳です。
ロビー活動……とは違いますが、つまり、その比喩となったのは、ロビーなんていう本来打ち込むべき仕事の場では無い場所での活動、を熱心にするという意味であり、そこそこの成功を目指すのなら、これを参考にすべきなのではないか?と。
だって、ランキングにしろ、結果発表にしろ、ですよ。
ぶっちゃけ、こんな作品が?って思いません?
私は思います。
知ってる執筆者さんの、面白い作品もちゃんと入ってますよ。
でもね、全然、大して面白くない作品も溢れてる訳です。
それは……つまり、そういう事なのでしょう。
作品が、優れているから人気となる訳では無いと。
まぁ……執筆者さんの一人一人をいちいち調べた訳じゃないので判りませんが、そういった方はロビー活動が優れているのではないでしょうか?
Twitterであったり、カクヨムではない様々なネット小説サイトで活動しているであったり、執筆作業とはまるで別の、何らかの人目に付きやすい活動をしているであったり。
そういった事に優れているのではないでしょうか?
人気って、寂しがりやさんじゃないですか。
だから、人気が有るものに人気が集まって、そして更に人気となるじゃないですか。……ちょっと、お金と似た性質なのかもしれませんね?
まぁ、お金の事はともかく。
だから……真の人気作家、真の人気作となるには、それじゃ駄目で、真摯に執筆作業に取り組み、良き作品となる様に努力すべきなのでしょうが……そこそこの成功、そこそこの人気で良いのであれば、執筆作業をしているだけじゃ駄目なんですね。
これが、私の結論です。
が……愚痴ったりケチつけたり、講釈を垂れるだけなら、誰にだって出来ますし、糞ほど意味の無い行為でしょう。
今日書いた事なんて、ほとんどの人が、そもそも気付いている事でしょうしね?
角が立たない様に、あまり口に出さないだけで。
別にね、私は優れてない作品を貶すつもりはありません。
それらがどれほどつまらない作品でも、『事実』として結果が出ているのですから。
そういったものに対し、個人的な不満をぶつけるのは、いえ、ぶつけるだけで終わることを赦されるのは若者だけでしょう。それは若者だけの特権とも言えます。
しかし。
いい歳した大人が、それだけで終わっては格好がつかない。
そんなの、場末の安居酒屋で管を巻いてるオッサンと同レベルの愚行ですから。ダサ過ぎますよね。
私は、そうはなりたくない。
公の場で、何かに対して批判したり嫉妬したりするのならば、それらを顧みて己の糧とし研鑽するのが、正しい大人としての在り方というものでしょう。
ですから、私は、自分に可能な範囲、出来る範囲に限られはしますが……執筆以外の活動を始めてみようと思います。
手始めは……Twitterとかですかね?
開始した暁には……近況ノートででもお知らせしようと思いますので、その際はよろしくお願いします。
ではでは、今回は『人気の策』について、でした。
ぺこり。
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