第25話 東南西北と言う並べ方
麻雀同好会が考察する、究極の……アレ!
「極論を言えば究極の染め手は九蓮宝燈でしょ?」
「間違いないね。清老頭は?」
「役満だけど、路線が違い過ぎる……」
渦中の九蓮宝燈は
「一一一」「二三四」「五五」「六七八」「九九九」と言う美麗な配置。
渦中の清老頭は
「一一一」「九九九」「ⅨⅨ」「111」「999」と言う硬派な配置。
「大四喜に数牌を添える、とか?」
「小細工しても大四喜は役満だよお」
「四暗刻で清一色を作る、とか?」
渦中の大四喜は(=萬子バージョン)
「東東東」「南南南」「西西西」「北北北」「四四」と言う奇跡の配置。
渦中の四暗刻は(=筒子バージョン)
「111」「222」「333」「444」「55」と言う強固な配置。
「だったら大三元に絡めてみようぜ」
「大三元は複合しないの!」
渦中の大三元は
「白白白」「發發發」「中中中」「111」「22」と言う数奇な配置。
「国士無双は……流石に、ねえ?」
「解ってるんなら言うんじゃないよ!」
渦中の国士無双は
「一九」「ⅠⅨ」「19」「東東南西北」「白發中」と言う多彩な配置。
「緑一色って發は必須だったっけ?」
「必須では無いけど、あった方が見栄えがいいね!」
渦中の緑一色は
「ⅡⅡⅡ」「ⅢⅢⅢ」「ⅣⅣⅣ」「MM」「發發發」と言う新緑の配置。
説明には登場しなかった四槓子は
「111+1」「222+2」「333+3」「444+4」「55」
横尺の関係で説明が難しかった。
要するに一色でまとめたかったが、字牌と絡むと高くなるし
副露を駆使すると安くなる傾向に。
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