第23話 魅惑のステラおばさん

神域のしっとりクッキーは『お店の味』ですから!

「スニーカー大賞? KADOKAWAの? ライリーからも応募出来るの?」

「当然だ、ライリーもKADOKAWAの傘下だよ。電撃大賞も可能だ」

「夢は広がるけど、〆切りと文字数は加味してね?

……って、なんで私が敏腕編集者のような言を?」

 どうも八木沼潤です。Twelve pieceがまとまった文字数になって来たので

応募と言うSTEPも視野に入るようになった。

 上記のやり取りはBOSSのMugen巡海と。

彼女も活動報告を有効活用したい口だから

KADOKAWAを軸に応募先を探してくれているらしい。

最も、ライリーの仕組みまでは頭に入っていなかったが。

 ライリーは大別して二つ。

書き専門の【ライトサイド】此方は俺のフィールド。

読み専門の【リードサイド】両方兼ねることも可能だが

作品の書き込みや、作品の評価をおこなう際は

簡単なログイン切り替えが必要となる。

それが二つの【サイド】と呼ばれる立場だ。


 慣れてしまえば、今日は新作を2話UPして

【リードサイド】に移ろう……みたいな使い方が出来る。

作品想起に追いつかない日は【リードサイド】に入り浸ることも可能だ。

【ライトサイド】に缶詰めみたくなる作者も多く存在する。

アイデアが溢れる作家は嬉しい悲鳴だ、

アウトプットに集中して文字数を稼いで欲しい。


 バレンタインデーの企画を打ちたかった。

嫁さんが、箱の中のチョコレートを平らげる度に

おかわりを持って来てくれたことは

面白美味しかったし、何か魂胆があるのでは?

 少しだけ疑いの目で見てしまった。

結果として、ファスト・ファッションのバッグをおねだりされた。

 改めてバレンタインデーの逸話を書きたい。

 不二家のカントリーマアムみたいなしっとりクッキーが

焼ける女子、モテただろうなあ。神域のスイーツと心得よ!

(カントリーマアム買えよ、って話だけどね)

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