死神として生き延び、戦う

主人公の一矢が、とある事件をきっかけに”死神”という存在に接触し、死神の戦いに巻き込まれていく――という話。
死神の設定や、戦闘を白熱させたりする細かな仕組みがとても面白く、とくに戦闘描写は無駄のないシーンの連続で飽きないです。
また死神の生まれ出でたる源である前世にも触れ、キャラの性格とデザインがより誇張されています。神話、おとぎ話などに出てくる登場人物のモデルでもあるため、ただ「死神同士の戦い」というより「語り継がれる人物たちの転生」までもがこの物語の神髄なのではないかと思います。
一矢の今度の活躍に期待です。