壮大なスケールのお話を書かれましたね。
幸運を物質化。確かにそれで世界は変わりますけど、良い方向に変わるとは限らない。
後で思えば、これは実現させるべきではなかったのかもとすら思います(>_<)
幸運の価値観は、今後も変わっていくことでしょう。けどいつまでも変わらない大切なもの、お姉さんの側にいてあげてください。
最初アンラッキー7というお題を見た時はどうするんだと思いましたが、そこからこんなお話が生まれるなんて、お見事です。
誰かの不幸の上に成り立つ社会。ディストピア以外の何物でもないように思えますが、そんな時代に生まれた人たちにつけられたのが幸福世代とは、本当に皮肉ですね。
それでも、大切な人には幸せになってほしい。こんな世界でそう思うことは、わがままなのでしょうか。
良からぬ、けれど最高に味わい深い地獄を摂取させていただきました。
幸福と不幸をあわせてエネルギーにするというアイディアには脱帽です。
素敵で痛々しいSFをありがとうございました!