第2話 内定欲しさにどの業界でもいいとか辞めた方が良い
僕が公務員に全落ちしてから民間に切り替えて受けた会社は本当に少なかったと思う。
色んな業界に足を踏み込んだ気がする。
介護業界の前は本当に事務職をしたかったから、漠然と事務職にしたいと考えていた。
今思うと事務職にも関わる業務によってやる事が違うんだよね。
それに僕は気がついてなくて、それで事務職に就けるならと会社のことをよく知らずに車関係の事務職を目指して説明会に行ったけど、車の免許を持っていないから受かるはずもなくて、その時のお祈りメールが凄くイラッとしたのを覚えてる。
ただ『貴方のご健闘をお祈り致します』とかじゃなくて、すごく良かったのに落とすのが申し訳ないとか書かれてて、ある意味腹が立ったのだけ覚えている。
その後、塾関係の事務も説明会行って面接した気がする。
でも、そこは事務兼塾の先生みたいな感じがあって、大学名言ったらなぜか高校からこの大学に行ったのは目指していた大学に落ちたからとかでしょとか、公務員目指してたのも憧れからとかでしょとか何で説明会でこんなに個人情報詮索されなきゃいけないんだと思った。
結局、塾関係は落ちた。
それから、自己分析をし直して出た答えが事務職を諦めて介護職っていう道だった。
介護職は施設を2か所受けた。
片方は説明会も面接もしたけど、落ちた。
この時点で介護業界を辞めるべきだったと思う。
介護士さんの目もお年寄りの方も目が死んでいたから。
2社目に受けた施設が僕が初めて内定をもらった施設だった。
まだこの時は僕が壊れるなんて思いもしなかった。
ウズノ老人ホームに足を踏み入れた僕が経験したこととは何か...。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます