レディ・ナイトメアの奮闘 ～生首大好き令嬢に転生してしまったけど救いのない世界は嫌なので、呪われた館をリフォームします～

登場人物紹介その2

　・前回までのあらすじ

　救いのない結末を回避するため、「呪いの館」の改革に乗り出したチェルシー。癖の強い住人たちに翻弄されながらも、なんやかんやで絆を深め、互いのことを理解していく。

　この世界の「神」の真意を知り、世界の真実も知り、チェルシーはハッピーエンドに必要な情報を着実に手に入れていく。

　とはいえ、拗れたゴードンとの恋は、未だ進展が見えず……？

　・登場人物

【レディ・ナイトメア】

チェルシー・ブロッサム　

　ハッピーエンドを目指して奔走中の主人公。

　ゴードンへの想いを相当拗らせており、彼が関わる事象になると暴走しがち。

　前世（さくら）は平凡な人生を送ったが、「チェルシー」の人生は過酷で、ゲーム内で描かれなかった部分も多い。あまりに悲惨すぎたためか、彼女の記憶にも曖昧な部分が多いようで……？

【首盗りゴードン】

ゴードン・ヒルズ

　ヘタレチンピラ。「レディ・ナイトメア」の従者として「怪異」化した存在だが、職務はサボりがち。

　チェルシーに負けず劣らず、恋心を拗らせている様子。

【灰色の音楽家】

ニコラス・アンソニー

　人の不幸大好きおじさん。その実態は「この世界の神」。

　時間軸を何度も巻き戻しては悲劇を楽しみ、挙句の果てにはホラーゲームの企画書を作って並行世界に送り付けた邪神。チェルシーの奮闘をニヤニヤしながら見守っている。

【死を数える貴婦人】

レイラ・ロック

　様子のおかしいチェルシーを気にかけてくれる、心優しい貴婦人。相変わらず声は小さい。

　この館の萌えキャラ。　

【暗夜の復讐鬼】

エドマンド・モレー

　復讐に取り憑かれているとはいえ、騎士としての誉れは失っていないらしい。

　基本は意思疎通できないが、一部の「怪異」は彼の言葉が理解できる模様。

【血まみれ貴公子】

アルバート・ジャック

　痛めつけられることに快感を覚えるが、自分の痛みだけでは物足りなくなり他者の痛みも欲するようになったド変態。人肉食（カニバリズム）の趣味まであるらしい。　

　チェルシーを「同類」と呼び、しつこくアプローチを仕掛けてくる。

【這う女】

リナ・レーガン

　この館で最も自由を謳歌している。

　笑いのセンスが致命的にズレているせいか、ゲームの中ではひたすらモブキャラらしい。