第4話 飛び込み先は??!

麗子が、会社訪問の許可を得るために、先ずは1人の社員に声を掛ける。


『あっ……あ〜そう言った話でしたら、社長呼びます。でも…他社が来てますから難しいッスよ?』


麗子は…ふふふと笑い


「決めるのは皆さんですから。」

と余裕をかませた。



社員は…そんな麗子を見ながらも少しだけドキドキしていた。


社長室へ案内すると、

麗子は…すかさずノックする。



社員へと「ありがと❤」と礼を言うと、サッと麗子の表情が変わる。

「後ほど貴方へプランをお持ちするわ❤」


「は……はひ。」

男性社員は、麗子に心を奪われつつも仕事へと戻って行った。




「はぁい!」

少し遅れて社長室から声が聞こえる。


「どうぞ!」

の声と同時に麗子は…社長室へと入っていった。



そこにある会社は、広告代理店だ。食いっぱぐれの無い職業ね?と麗子は嬉しくなる。



社長は、麗子を1目見るなり

心がときめいた。

頬が真っ赤に染まるのを麗子は…

確認する。



そんな社長を尻目に、麗子はある

をした。



「社長?お目にかかれて光栄ですわ。ワタクシ、須藤麗子すどうれいこと申します❤」


「以後、お見知り置きを❤」と


サッと名刺を渡す振りをしながらも麗子は…社長の手をふわっと触り始めた。



ドギマギする若手社長は、麗子にウットリしつつも

濡れた眼差しを麗子に向ける。



社長の唇へ、麗子の唇はスレスレのところで止める。



社長は…目をつむったままだ。麗子は次に社長の頬へと

手を寄せた。


若手社長は……既に麗子のなすがままである。




耳に息をふぅっと、吹きかける。



耳元で麗子は…

「よ・ろ・し・く❤」



と言いながらも社長の頬に軽く

のKissをした。



社長は…たまらなくなり

麗子の手を握り返し興奮し始めたが、麗子は冷静だった。




「ふふふ❤」



社長の握り返した手を、麗子は

自分の胸元へといざなう。



「社長? ……ダ・メ❤」



社長は…考えていた。





(今晩の夜、是非ともモノにしたい女だ。)

と若手社長は……麗子がいざなった手を動かし始めた。



マシュマロの様な

気持ちのいい胸にウットリする

若手社長だった。




男女関係でも、麗子はハンターの様だった。



この時ばかりは、

カレシに悪いとも思わずに、

社長室で2人は長い時間絡み合った。




【4話終わり】

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