第3話 side誠人

効率的にこなしていこう。

まずは、洗濯物。

乾燥機付きのドラム式洗濯機なのですぐに終わる。

パジャマやその他の洗濯物をいれて電源を入れるだけ。

あとは、自動でやってくれる。

そのあとは、洗い物。

流しにいれて、水につけてある。

洗って、乾燥機に入れたらすぐ終わる。

後は、掃除・・・まあ、床はロボット掃除機がしてるから風呂掃除くらいかな。

それくらいならすぐ終わるな。

全部終わるのに30分もかからなかった。

もうすぐ、9時か。

そろそろ、出勤しよう。

紗愛は、なにしてるかなぁ。

美桜、頼むぞ。

俺の代わりに、紗愛を助けてくれ。

俺は、妹の美桜の存在が頭をよぎった。

今年は、同じクラスだと言っていたはずだ。


俺は準備をして、家をでる。

紗愛にメッセージだけ送っておこう。

誠人「洗濯:洗濯済み・乾燥機、洗い物:乾燥機、風呂掃除済み」

紗愛「誠人さん、ありがとうございます」

お、返って来た。休憩中かな?

紗愛「帰ったらあとやっときますね」

誠人「じゃあ、行ってきます」

紗愛「いってらっしゃい」

紗愛「誠人さん、お仕事頑張ってください(*´ε`*)チュッチュ」

誠人「紗愛も頑張って」

紗愛「はぁい、頑張ります」

メッセージアプリを閉じるとエレベーターがやってくる。

乗って、一階まで行くと南側の小さい出口から出る。

南口から出るほうが近いからだ。

北口から出ると高校の方にいくのが近い。

さて、今日も一日頑張ろう。

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