第14話線引きは必要なのだ
いつものように学園のテラスで昼食時間をグリエダさんと二人でイチャイチャ(愛でられ)タイム。
「それではグリエダ様がセイレム様を馬車まで御連れしたんですの?」
「そうだね。あの時は王子の子飼いの連中が道を塞ぐから、全て払いのけていくのには骨が折れたね」
「「「はうっ」」」
二人ではいられなかった。
いつものように少数用のテーブルではなく六人掛けのテーブルに五人の貴族の子女達と座っていた。
うん、数がおかしいよね。
愛でられ対象のショタはイケメン女子の膝の上が固定位置なので間違ってはおりませぬ。
どうもグリエダさんと一緒にいるとまともに椅子に座ったことが無いのはWHY?
ふ、ジョブのショタを極めると羞恥心は大幅に減少するのだよ諸君。
嘘です。
同年代の少女達に視姦されるプレイに前世のオッサンの魂が女座りで顔を隠して泣いているのぉっ!
ああ、葉っ〇隊を忘年会で同僚と強制でやらされて後輩の女性に引かれたのを思い出すなぁ。
でも大丈夫だよオッサン、今は美少年のショタ!セクハラモラハラは相手側に起こるのだ。
そしてショタは見放題です。どうか列にお並びください、ショタは逃げません。男は消えろっ!
・・・はっ!
いかんいかん、ジョブショタといえども羞恥心の限界がきているようだ。ないよそんなジョブ?
グリエダさんのドレス採寸の日。長兄との話し合いで得た情報から、前公爵夫人ヘルミーナ様が王都に降臨なさるまでのこの期間に相手側からこちらに何らかのアクションがあると予測したショタ(俺)。
採寸が終了したグリエダさんが長兄の執務室にやって来たので話していたことを教えたら・・・ええ激怒ですよ。
はっはっはっ、危うく国が亡ぶところだった。
ウルウル目で抱きついて、ヤるならアレスト、ハイブルク、セイレムが有利になるように動いてからツケを払ってもらいましょうとおねだりした。
国はどうでもいいけど貴族や民の恨みが三家に向かうと面倒なの。
あと長兄が部屋から出ていこうとするグリエダさんを見て胃痛で死にそうだったからね。セイレム公爵との一夜の過ち(ただの愚痴を聞くだけ)計画は止めておこう。どうせ俺がしなくてもそのうちあることだし。
不満たらたらのイケメン女子にお姫様抱っこされながらスリスリされながら、相手からの動きを待ちましょうと伝えたけれど納得いただけなかった。
覇王様は受けの作戦はお嫌いらしい。
なのでちょっとした暇つぶしを学園で実行してみることに。
まったく、敵より味方のほうに気を使わないといけないとは、三男坊には荷が重いのだけど。
誰かの情報操作によって、学園での俺の存在はかなり貶められていた。
俺は自分の評判なんてどうでもいいけど、グリエダさんはご不満の様だったので汚名返上作戦を実行することに。
俺が放置を望んでいたから彼女は不満を顔には出していなかったよ。さすが辺境伯を継いでいるだけあって隠し方も上手い。
でも自分の恋人が馬鹿にされて怒らない人ではない。
愛なのか愛でられなのかはわからないけど、多大な好意を受けていることぐらいはわかる俺です。
嘘で塗り固められてた学園での第一王子の婚約破棄騒動の噂。
なので真正面から本当の話で塗り返してやった。
昼休憩、いつもは俺達に誰も寄って来ないのに、その日は二人の女子生徒が近寄ってきた。
緊張でお互いを支えながらショタを抱きかかえて座るグリエダさんの前に立つ。
何も言えない二人にグリエダさんがニッコリ笑って席に座ることを勧める。
ショタは飲み物を注文したよっ。褒めて褒めて。
俺達に無下に扱われなかったので落ち着いた二人は聞いてきた。
婚約破棄の真実を。
はい、サクラの二人ですよ。
ちょうど公爵二家の間を繋ぐ家が欲しかった長兄とアリシア様(背後に義父)にお願いしたの。
まともだけどまとも過ぎて仮面を被ることもできない、派閥にも入っていない弱小貴族を、ハイブルクとセイレムに入れてあげることを報酬にして、その家の娘さん二人に女優さんになってもらったのだ。
ハイブルクやセイレム、アレストの寄子を使えばやらせがバレただろうけど、まだ派閥に入れる口約束しかしていない家の子女は、やらせとわかったとしてもどうしようもないだろう。
そしてきっかけがあれば好奇心に勝てないのが女の子なのです。
サクラの二人がいなくなった後は蟻が甘いものに集まってくるように女子生徒が集まってくる集まってくる。
三日経っても俺達のテーブルは女の子でいっぱいだ。
王家に睨まれる?はっ、みんなで渡れば馬車が目の前でも怖くないのだっ!
あまりにも多いから、以前ダッシュで逃げたハイブルクの寄子の男子をグリエダさんに捕まえてもらい、他にも何名か集めさせて席の予約管理をさせた。
よかったな、管理業務をこれから覚えていこう。男爵の五男だというちょうどいい人材なので卒業するまで俺の雑用係だ。
卒業後は長兄が引き抜いてくれるぞ。まだまだハイブルク家は事務が出来る人どれいを募集しています。
「では、卒業パーティーの後に流れていた話は」
「まったく、どうして私が場をおさめたということになっているのか」
目を伏せ溜息を吐くイケメン(女子)に魅了される貴族子女。
うんうんわかるよ~、親の言いつけ通りに結婚する彼女達にはグリエダさんのイケメンぶりは染み込んでいく酒精のようだろう。
「あの騒ぎを最小限に抑えて解決したのは私の可愛いセルフィル君なのにな」
「ハイソウデスネ」
そして後ろからイケメン(隠れ巨)に抱きしめられて耳元で囁かれるショタは酒精に酔った子女達には興奮を上げるツマミかな。
キャーッ!とも言わないのはさすが貴族の娘だ。目は限界まで見開いてイケメン×ショタを細部まで記憶しようとしているけど。
こんな姿は前第一側室レアノ様には見られたくないの。でもオッサンとの絡みよりはマシか?どうしても襲われる側にしかなれないショタなのです。
さあこれで、事実を覆っていた嘘の殻は内側からグーでぶち破った。
いろいろやり方はあったんだけどね、所詮は暇つぶしでグリエダさんの機嫌がよくなる方法、まあ力技でいかせてもらいましたよ。
グリエダさんが堂々と真実を話す、それだけのお手軽さ。
俺はボッチがさらにボッチになるように貶められていったけど、代わりにグリエダさんは良いようにしか広められていなかった噂。
その彼女に事実を話す機会があり、そこで俺を甘々に擁護すれば彼女の言葉を信じる者は多いだろう。
噂を広めた子はマジ哀れ、俺がグリエダさんというチートキャラに装備されてからは愚王の最強魔法裏目が発動しているのよ。
いや、単純にグリエダさんの存在が俺にとって利益になっているだけなんだが、愚王の魔法かと思うぐらいに危機を逃れられている。うん、魔法バックファイヤーと名付けよう。
「君達はこんな可愛いセルフィル君がアリシア嬢をかばい、私に任せて逃し、自分はたった一人で身勝手な婚約破棄をした第一王子に立ち向かう・・・見たくないかい?」
「「「見たいですっ!」」」
やめてー、それはいったい誰なんですか?ショタはハイブルクの連中を後ろに立たせて第一王子おもちゃを会場から出さないようにしていただけですよ。
グリエダさんがショタ自慢で超楽しそう。
凄いのよ、女子生徒が変わるたびに一から自慢するの。
ギュッとされてナデナデスリスリするのをもう何十人の女子生徒に見られたのかな。
何回も見させられたダッシュ君は目が死んでる。君のおかげで俺は心がなんとか保っているよ。
自分達のイチャつきで男の心が死んでいくのを見るのは楽しいなぁ。
でもそんなグリエダさんの婿(嫁)自慢の日々も今日で終了。
女の子達にそのことを伝えると不満の嵐が発生。
君達、貴族子女のマナーはどうしたのかな?
グリエダさん、週一で開こうとか言わないでくださいっ!ショタ(俺)とダッシュ君は繊細な生ものなんですから心が週一で死んじゃいます。
「少しよろしいでしょうか」
週一を月二に変更してお開きになったところに声を掛けられた。
昼休憩の最後はグリエダさんとお茶を飲んで終わりなのだが、お茶請けになりそうなことが起きるようだ。
「どうぞ」
手でテーブル挟んだ正面の椅子を指して着席の許可を出した。
ありがとうございますと丁寧に子女の礼をしてから劣化グリエダさんが座る。
「アレスト女辺境伯だ」
「僕はセルフィル=ハイブルク、前ハイブルク公爵の三男坊です」
先に地位が上である俺らが名乗ることで、この場は貴族として話を受けると暗に彼女に示した。
これは事前にグリエダさんと話し合ったうえでの対応である。
彼女にとってもたぶんそちらの方がありがたい筈だ。
「ダバイン伯爵家次女ベラです。先ぶれも無くお声掛けしたこと申し訳ございません」
「構いませんよ。僕たちはまだ子供として扱われている身なのですからそこまで堅苦しい作法は求めません」
頭を下げた劣・・・ベラ嬢に優しく言ってやる。
グリエダさんはいいけど俺の方がボロが出るしねっ。
貴族の礼儀なんてガチガチの形式の時以外は無駄だ。そろそろ子供に勉強させたいんですよと言ったら、お前の所に良い教師はいねえの?に変換されていきなり人が派遣されるような裏を読まないといけないなんて馬鹿らしい。
ありがとうございますと再び頭を下げる劣・・・ベラ嬢ベラ嬢、あだ名は忘れろ俺っ!
ベラ嬢細身で身長が女性にしては高く髪はショートで貴族の子女にしては珍しい。前世では普通にいたボーイッシュな子だけど貴族がいるこの世界でその姿はかなりの異端だ。
グリエダさん?超イケメンの風格を出す美女です。ベラ嬢は女子生徒のスカートを穿いているけどグリエダさんは男子の制服を完璧に着こなす美人さんなの。雰囲気が覇王様だからイケメンに見えるだけ。
「で?ベラ嬢は私達に何の用かな」
「っ・・・」
軽く威圧しないでくださいグリエダさん。
ベラ嬢は一瞬怯えたが、目を一度閉じて開けた時にはこちらを真っすぐ見てくる。
「今日はお二人に謝罪いたしたく参りました」
「ふむふむ謝罪ですか?」
「はい、第一王子の婚約破棄騒動はハイブルク様が収めたのに、噂を鵜呑みにして劇場では失礼な発言をしました。ハイブルク様、誠に申し訳ございませんでした」
ベラ嬢は劇場で俺を軽蔑したのを謝罪するようだ。
「もしかして僕達が話していたのを聞いて謝罪しに来たのですか?それも噂とおなじ嘘かもしれませんよ」
「お二人のお話しを聞いた後に父に相談して事実に近い内容を教えてもらいました。父から聞いた状況は、ほぼお二人の話と同じものでした。情報収集の稚拙さを叱責され、父に叩かれましたよ」
ははっと笑うベラ嬢は自分の頬に手をやる。
化粧で隠されているがよく見ると頬が薄っすらと赤くなっていた。
「そしてアレスト女辺境伯様、私は貴方の婚約者であるセルフィル=ハイブルク様を間違った話を鵜呑みにして軽蔑しました。元婚約者が関わっていたというのに、間違った話を聞いて誤解したではすまされません。申し訳ございませんでした。全て私の責任です、処罰は全て受け入れます」
そう言ってベラ嬢は頭を下げたままになる。そのまま俺達からの声を掛けられるまで頭を上げるつもりはないようだ。
後ろを見るとグリエダさんは肩をすくめる。こちらに全て任せてくれるらしい。
「ベラ伯爵令嬢、あなたの謝罪は全て僕と婚約者のグリエダは受け入れます。どうか頭をお上げください」
俺の言葉に少し間を開けてから頭を上げたベラ嬢。
その顔は蒼白、汗も一筋流れていた。
父親にでも聞いたのかな?
彼女達が劇場で、元婚約者を破滅に導いた俺達を感謝する体で見物しようとしていた、それが家が傾くかもしれないほどの火遊びだったということを。
俺は噂話と同じ様に別にどうでもよかったんだけどね。
グリエダさんは貴族の当主だ。
ちゃんとした情報を得ずに噂話で感謝されても不快で、しかも見世物として会いに来たことがバレバレ、そして俺を下に見たのもバレバレで、怒らないはずが無いのだ。
物理で動く覇王様は怖いけど、貴族として動くグリエダさんも怖いのよ。しかも今はハイブルク、セイレムという公爵二家と縁続きになったアレストです。嫌がらせされたらえげつないことになりそう。
貴族というものは子供がしたことでは済まされないのだ。
事実を教えてもらわなかったからしょうがない?なら調べようよ。
噂に騙された?なら慎重に動こう。わざわざ虎の尾を踏むような行動をする方がおかしい。
今回、学園の噂を払しょくするのにはグリエダさんの機嫌取りもあるが劇場であった三人への謝罪の場を設けるのもあったんだよね。
三人への対応は俺に任せてもらった。
当主のグリエダさんが許すと相手の当主が出てこないといけないから面倒なのです。
う~む、学園マジで教育をどうにかしようよ。教育が足りてないよっ!
ベラ嬢は合格です。
ちゃんと当主の父親に話している。遅くなったけど情報を確認、ちゃんと俺達二人に謝罪した。そして自分の責任と言うだけで御家にはなどと同情も誘うようなこともしない。
うん、子供でここまで出来るのなら将来有望だ。
経験、知識不足なんて若いなら当たり前!反省して次に生かしていくのが成長なのだよ。貴族社会ではベラ嬢はアウトだけど、伸びそうな人材として確保したくなるのは前世の感覚かな。
あと数年で卒業するのに婚約が解消された貴族子女。
問題ありとされて修道院行きか訳アリいかず後家にされるのはもったいない。
「ところであとお二人いたはずですが」
「あ、その、あの二人とは元婚約者達が問題を起こし始めた時に相談し合って仲良くなったのですが・・・。劇場から合わなくなってきて今はほとんど会っていない状態で」
申し訳なさそうにするベラ嬢。
劇場で俺達と一番長く話した彼女は婚約破棄の話に疑問を持ったのかもしれない。そうするとア、ア、あばた?なんだったっけ?まあ無能公爵令嬢で無嬢にあだ名は決定して。
傲慢なだけの無嬢とベラ嬢では合わないだろう。元婚約者のことで一致団結したものの、亀裂が入れば簡単に割れたか。
もう一人いたけど無嬢と劣化グリエダさんが印象強すぎて覚えていないんだよな。
ま、いいか。
ベラ嬢だけでも陣営に引き込めたのはよかったよかった。地方貴族との縁は持っておいて損はない。
「ベラ嬢は今は婚約はしていないんですよね」
「こら」
「あ、はい・・・」
いきなり話が変わるけど、これを話しておかないとこの後なごやかに会話ができないの。主に覇王様が。未婚の女性と俺が会話したら嫉妬しそうなので。
装備されているとわかるのよ。覇王様は少し執着気味な人だって。今現在も胴に回された腕に少しずつ力が入っている。
なので先に予防線を張っておかないと。
「将来有望な子爵になる二十歳の体格がっしり系の婚約者もおらずに訓練ばかりしている男がハイブルクにいるのですが、そのうち会ってみませんか?」
長兄からも相談を受けている次兄の婚約者探し。
ええ、ちょっと脳筋ですけど家族みんなで女性には優しく気を遣えと教育したので、元騎士団長の息子より遥かに良い男の次兄です。
あの次兄の好みはもろにグリエダさんなんだよね。
いかにもな貴族の女は嫌だ(たぶんハイブルクの女性陣に恐怖を植え付けられたから)と言うので今まで婚約者がいなかった次兄。
ベラ嬢は髪は貴族子女としてはありえないショートカット、手もよく見るとタコが出来ているから剣でも握っているのかもしれない。
ふう、覇王様の拘束が少し緩んだ。
大丈夫ですよ~側室や愛人には興味が無いショタですから。本の中では俺が側室か愛人か妻ですけどねっ!
ベラ嬢は顔が赤くなっているが乗り気のよう。
三男坊でも公爵家が紹介するなら間違いなくいい物件だもんね。修道院行きか訳アリいかず後家になるのとは天国と地獄だ。
グリエダさんもショタを獲られる心配がなくなったので、ベラ嬢に先ほどまでのショタ自慢を再公演されることに。
おおう、それはショタには追加ダメージだ。
さーて、メインまでの暇つぶしでグリエダさんのご機嫌と、地方貴族との縁をゲットできそうだ。
二人取り逃したけど時勢も読めないのは要りません。まあどちらも毒にしかならないからいらないけど。
彼女らはどこにいくのかな?愚王?黒幕?どちらも泥船なんだけどな。
今日が劇場で会った三人のタイムリミットになったのは愚王が動いたから。
早朝に王名で夜会開催の招待状が届けられた。
通常の招待状は参加して欲しい人に届いて、一緒に行くパートナー、妻、婚約者には送られない。
それなのに今回はグリエダさんと俺、二人には必ず登城せよと書かれたものが届いた。
俺の分は長兄の元に届いたので胃を抑えて悶絶していたね。
罠に嵌める気満々なのが透けて見えるけど、グリエダさんのドレスもできるタイミングだし楽しむつもりだ。
それにこの茶番劇の全貌も把握したいしね。
俺は主人公じゃないので全てを推理できないのよ。黒幕は出てきてくれるのかな、是非とも自信満々に教えて欲しい。
そのあとに絶望させてあげるつもりなので。
あと愚王!側妃と何かやらかすだろうが、もう愚王過ぎて予測も出来ないよ!
唸れ裏目魔法バックファイヤー!
「こら、君の話をベラ嬢にしているんだぞ。当事者は聞いて補足してくれないと」
「ハイ」
意識を未来に飛ばしていたらグリエダさんに注意されてしまった。
え、もう舞台で披露できるくらいに物語として出来てますよねグリエダさん。これ以上どう自分を美化しろと。
おおお、俺のジョブ、ショタよ。羞恥心を下げてくれたまえ。
「よし、ベラ嬢だけでは可哀そうだな。そこの君、こちらを見ている令嬢たちを呼んでくれ、大勢の方が楽しいはずだ」
「ダッシュ君を使って人を集めないでっ!」
グリエダさんの腹話術ではないショタ膝置き独演会は午後の授業をサボってまで開かれることに。
ふっ、みんな、愛でられ過ぎはペットの負担になるから注意してくれ。
ーーーーーーーー
ショタ「婚約者のショタ自慢が凄いんです・・・」
ダッシュ君「なぜ僕に!?」
ショタ「ほら同じくらい付き合ってくれたからわかってくれるかなと」
ダッシュ君「権力で脅したくせにー!」
今回は貴族の傲慢なお遊びです。
セルフィルがグリエダさんの影響力を計るためもありました。そうしたら覇王様は桁違いだったと(;・ω・)
三人問題貴族子女でベラ嬢一人助かりました( ´∀`)
覇王様は貴族当主なので顔に出さなくても侮辱されたのは許しません。ええ、ショタのことに関しては特に・・・(;・ω・)
さてはてあとの二人はどうなるのかな?
セルフィルは冗談半分でジョブ、ショタと言っていますがステータスが見れたらショタになっていますよ(*´ω`*)
愚王の裏目魔法バックファイヤー
愚王が恨めば恨むほど裏目になる最強魔法。英語だと裏目はバックファイヤーでした。
書く必要のない回でしたがベラ嬢生き残らせたいな~と考えていたら無駄に長い話を書いてしまいました(--;)
次からちょっと真剣になります。たぶん、できたらいいなぁ(;´д`)
筆者は変なの書くのが基本なので・・・。
変なのを見たいならノクタ行きになった『釣り合う二人はバカップル』をどうぞ。現在、謎のゲーム雨乞いフィーバータイム2.14をしていますよ(ノ´∀`*)気になりません?
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