「サービス」が終了した世界の後……
なるほど、プレイヤーとして交流した人たちと途絶える寂しさは感じても、「その後の世界」までは想像に至っていませんでした。生き続けようとする世界……
終わりの世界とは、ここまで来て今、その寂寥の輪郭に触れた気がします。
作者からの返信
始まった世界は造り主が捨てても生き続けようとする、という概念が好きで、このお話でも取り入れています^ ^
現実世界で生きるプレイヤー(生身の人々)とは別に、ゲーム世界の中では設定を付されたPC(プレイキャラクター)が物語を紡ぎ続けているんじゃないかな、という想像からできたお話でした。
終わりに向かうだけの世界に救いの一手。彼はきっと頑張ってくれると思います!
なるほど、あちらの世界の彼女と交わした約束が、消えようとしている世界と現実の世界をつないでいるんですね。
いいなあ、つながりの世界。
もしかしたら、こちらで高校生でも、あちらに生身で移動したら、やっぱり高校生のままか、それとも、四十のおっさんになっちゃうのか、すごく気になります!
でも、行きたいと思った彼を応援したくなっちゃいます。
作者からの返信
そうなのです。サービス終了になったためこちらからの扉は閉ざされ、本来なら向こう側に渡る手段はないはずだったのですが、神様か悪魔みたいなひとと巡り会えたのは、きっと約束が引き寄せた奇跡だったのでしょうね。
向こう側に渡ったらどんな姿か、彼自身も気になっていると思います^ ^
(決まってることとしては、高校生の姿で渡りますが、髪色など色々変化する部分もあり)
高校生ならではの果敢さと純真さで、きっと約束を果たしてくれるのだろうと思います♪
こちらにもレビューありがとうございました!
ちょっとテイストを変えたので気に入っていただけるか心配でしたが、楽しんでいただけて嬉しいです^ ^*
やっと読めました!
突然何が始まったのかと思ったら、終わりの世界を助けに行く男のコの話なのでしょうか……!
これだから連作は!わくわくしますね!!!
このままラストも読んできます!
鳩白さんの書く現代ものは落ち着いていてするっと頭に入ってきて、とても気持ちいいですね。現代ものも読んでみたくなりました。
作者からの返信
ですです、ふわっと温めていた謎の旅人くんです!
2023-2007が16になるのに気づいて、そこを使おうと思いました。ただその「誕生日にコンプレックスがあるから父親の生まれ年を使う」って部分をどう書いたら伝わるかだいぶ悩みました……書きすぎても蛇足になりますし(笑)
ライト文芸というジャンルと相性の良い文章だとはよく言われるんですよね。現代モノも幾つか短編で書いてるんですが、書けないということにしておきたいので普段は非公開です^ ^
文明と距離置いた生活してるので(ど田舎)、異世界ものより筆が迷うんですよね……
ネット上でしか存在しないゲームは、運営が終了したら本当にこの世から消えうせてしまう。0になる。
この事実に、本気で寒気が走ってしまいます。
だから尚更、私は二度と触れる事はできないけれど、終わった物語はきっとどこかで続いていている。
そう信じたい気持ちで、一杯になってしまう事があります。
なのでこのお話は、私に刺さってしまいますーっ。
「二週間、時間をやる」というのは、神ではなく悪魔だなと思いました。
私ならこの二週間、気持ちが行く行かないをシャトルバスして、へとへとになるなと思いました。
その私の苦しみをこの悪魔は楽しむんだーっ、とか妄想してしまいます。
奇しくも自分の誕生日に、選ばなければいけない二択。
高校生が行くと決めたことに、敬意を示したい気持ちで一杯です。
くれぐれも、お気を付けてーっ(・v・)
作者からの返信
ストーリー型のRPGなら、シナリオを完結させて終了してもらえれば気持ちに区切りもつきますけど、MMOみたいに仮想の居住やコミュニティでの交流がメインだと、喪失感が凄まじいですね……。
元々この終世界シリーズが、一時どっぷりハマっていたゲームのサービス終了を知って書き始めてたものなので、書けば書くほど良い思い出も辛かった思い出も蘇ってきて、やっぱり物語はまだ続いているんだなぁって思ってしまいます^ ^
昨今の転生転移はほぼ強制召喚強制移住ですもんね!
悩む時間があるのは、とてもしんどいことだと思います。きっと銀色の悪魔は彼に自分で選んで欲しかったのでしょう。
彼がもっと大人で妻子がいて仕事が充実していたら、行こうとは思わなかっただろうな、とも思います。人生の局面において、一番大事なのはその都度同一ではないのだろうなとも。
応援ありがとうございます♪ きっと彼は頑張って、やり遂げてくれると思います!
高校生がゲーム内で四十台をプレイする、というのは渋いですね。面白いです。
すごく余韻の残る作品で、彼を応援したくなります。
作者からの返信
オンゲで性別詐称、年齢詐称はよくありますけど、案外周りにはバレバレなんですよね(笑)
彼の場合はモデル(父親)がいたので比較的上手に演じられていたかもしれません^ ^
彼自身が選んだ道、きっとやり遂げてくれるはずです。頑張って欲しいですね♪
この人は……! 最初のお話をもう一度読みたくなる素敵な演出でした! それぞれ独立したお話なんだけど、連作短編の良い所が凝縮されてますね!
手助けしてくれた彼は……約束……そうか! と胸熱でした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)そこに繋がるのかと全く予想外でした! 渡り人に幸あれ✨
作者からの返信
そう 気づいてもらえて嬉しいです♪
連作のラストをこれで〆られたらいい感じだった気もしなくはないですが、お題次第の風任せなので致し方なし! でも、お題順に読んで楽しめる流れになったかなとは思います^ ^
彼は、そうです。約束を果たすための導き手、扉を開くのは彼にしかできませんからね♪
きっと楽な道ではないでしょうけど、彼なら頑張れるはずです!
眞城白歌(羽鳥)様、コメント失礼致します。
私はスマートフォンゲームやソーシャルゲームはしないのですが、『モンスターハンター』に一時期入れ込んでいて、何百時間とプレイしていました。
確かに一緒に狩りに行く仲間とは次にプレイする約束をしたこともありますね。
そしてこれってなにもゲームに限らず、ここ『カクヨム』もそうなんじゃないか、とも思えます。
未来永劫続くシステムは存在しないように、いつかは終わるサービスの中で最善を尽くすのみ。連載は読み手を考えて書かなければならない。
その中では書き手は神でもあり悪魔でもある。
寓意のような小説でした。
ここまできたら残りは水曜日のあと1題です。
最後まで駆け抜けましょう!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
モンハンやってる方は周りにも多い印象です。パーティ組んでやり取りしながらするマルチバトルって、シングルプレイでは得られない没入感と臨場感がありますよね^ ^
ですです、本当に。インターネット上のコミュニティって現実より深く繋がる反面、サービス終了で呆気なく失われるものでもありますよね。私が昔どっぷり入れ込んでた携帯小説サイト(フォレストノベル)も今はサービス終了していて、そこで読んだ作品をまた読みたいなぁと思うことがあっても、手段がないのが寂しいです。
本日、ラストお題!
何がくるかわくわくですね。良いお題来ますように♪
アンラッキーとラッキーは相反するものでありながら表裏一体なものに自分は感じられるのですよねぇ。
誕生日というその日に彼は「生まれ変わり」を行っていくということなのでしょうか。
後悔を抱いて生きるより、それに抗い生きる選択をした彼が約束を果たせるようにと願わせていただきます。
作者からの返信
そうそう、そんなニュアンスを伝えたかったのです……!
数字にまつわるジンクスは特に、気持ち次第なところもありますよね。
この神様かもしれない悪魔が知ってて誕生日を指定したのか、偶然なのか……。いずれにしても、戻れないのであればいわゆる転生と同じことなのかもしれません。
彼が選んだ大切なものを捜し出し救うことができるのか。きっと彼なら約束を果たしてくれるだろうと思います^ ^*