また外伝が読めて嬉しいです!
大野視点でも梅原視点でもないところが個人的にすごく良いなと思いました。
知人として接していたけれど、中学のころの出来事を知ったあと、どういう風に見れば良いんだろう?と思考する。私が美由紀の立場だったら、たぶん大野と距離を取る気がします。
「やり残した宿題」というサブタイ(?)もめちゃくちゃ素敵ですね。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
しつこく外伝書いてしまいました(汗)。
>大野視点でも梅原視点でもないところが個人的にすごく良いなと思いました。
ありがとうございます。
大野くんの内面を書くだけだと、私の筆力では小説にできません(滝汗)。
なので、梅原ちゃんにちょっと近い、美由紀(園浦ちゃん)に見届けてもらいました。
この発想にたどり着くのにちょっと苦労したので、ほめていただけて嬉しいです。
>私が美由紀の立場だったら、たぶん大野と距離を取る気がします。
たぶん美由紀は、この後そうすると思います。ことさらに大野くんを無視したりはせず、行き会えばあいさつくらいはするでしょうけど、そっと距離をとるでしょう。大人のように。もう無邪気に仲良くはなれませんから。
そして大野くんは、黙ってそれを受け入れると思います。相変わらず大勢の生徒たちの中心でバカ騒ぎしながら、ゆっくり後ずさる美由紀を目の端でとらえて、何も気づかないふりをしながら。
サブタイは…美由紀と大野くんそれぞれの心境&作者の渾身の自虐です(-_-;)
コメントとお星さまをありがとうございました。
おおお、大野だー。と声が出てしまいました。
お茶漬け~の続きを読むのが、ますます楽しみになりました。
大野って、思ったよりかなり複雑なヤツなのかも。
作者からの返信
さっそくお読みくださってありがとうございます。
すみません、本城様にはちょっとネタバレのタイミングになってしまいましたね。
本城様はもちろんですが、ほかの人からも「大野は自分の行いをちゃんと考えないと」という趣旨のコメントを複数いただいて、やっぱり決着つけないとなあ、という思いが徐々に強まりました。本当は自分の中で「書かないと」よりも「書いてしまいたい」が強かったのかもしれないです。
書いてしまった今、だいぶほっとしました。
本編はすみません、だいぶ長いですが、よろしければおつきあいください。
コメントとお星さまをありがとうございました。
大野……たぶん彼はあの時のことを思い出して、一生苦い思いをするのでしょうね。
大人になって人の優しさを知るようになって、自分の子供が生まれたりして。
そのたびに梅原さんのことを思い出して苦い思いをするのでしょうね。
でも、それが自分がしてしまったことの責任ですよね。
願わくば彼がいつか心からそのことを謝罪できる機会があればいいのですが。
梅原さんがその謝罪を受け入れてくれるかどうかはまた別の話ですけどね。
それにしても……医大付属って大野は頭よかったんだな(汗)。
作者からの返信
枕崎様 読んでくださってありがとうございます。
そして、今作に関しては、申し訳ありませんでした。
私は以前、枕崎様に嘘をついてしまいました。
以前いただいたコメントの中で、番外編に言及されたとき、私は返信の中で「梅原ちゃんのことは扱わないことにしました」と書いてしまったのです。
…今作で、思いっきりとまではいきませんが、その後の梅原ちゃんを書くことになりました。
言い訳ですが、あの返信を送った時点では、本当に「書かないだろうな」と思っていたのです。
自分の中で消化不良でモヤモヤはしていたのですが、うまく取り出す方法を当時はどうやっても思いつけなかったし、自分の力量を超えた難しいテーマを書いてしまったなと思っておりました。
が…多くの方に読んでいただいて、枕崎様をはじめお寄せいただいたコメントには、梅原ちゃんと大野くんについていろいろな考察やご意見も複数あり、真剣に考えてくださることにありがたいやら申し訳ないやら。何度も拝読しているうちに、「…こういう形で表現してはどうだろう?」という骨子がぼんやり浮かぶようになり…今作を投稿する運びとなりました。
多くの方々のおかげなのですが、「書かない!」と宣言してしまったことが枕崎様にはひたすら申し訳なく…。すみませんでした。
大野くんが梅原ちゃんに謝罪する機会があるのかどうか。これこそは、皆さんのご想像におまかせかな、と思っております(今度は本当に)。
大野くんはけっこう要領がいいので、がりがり勉強するのでなく、ポイントをおさえるのが上手なんじゃないかと思います。
医者になって、多くの人を診察するようになれば、ますます自分の過去の振る舞いについて振り返る機会も増えるかもしれませんね。←私ってイジワルかな。
…え、大野くんの専門?それは…なんだったっけ(💧)。
お星さまとあたたかいレビューもくださって、ありがとうございました。