ガチャと奴隷と異世界ゲーム Qモンスターが歩き回るヤバい世界になりました。どう生きればいいですか? A異世界ガチャで美少女奴隷を当てましょう。そうすればボッチでも素敵な終末ハーレムライフを送れます!
第70話 複製、現在の交換可能リスト、そして100P ……★
第70話 複製、現在の交換可能リスト、そして100P ……★
<【結晶
未だ具現化せず結晶状の物に、チケットの使用を念じる。
直ぐに表示された確認の通知に対し、“はい”を選択。
「おっ――」
チケットというよりは、カードのような外観をしたそれが、魔法の炎に焼かれるようにして消えていく。
代わりに現れた光が、
そして一通り分析が済んだというように、膜が剥がれる。
剥がれた光は次第に形を作っていき、やがて、“
==========
●
異世界奴隷(女)との絆を繋ぐための
他の物より相当大きい。
一定以上を集めると、異世界奴隷(女)との絆を結ぶことができるようになる。
==========
よしっ!
ちゃんとコピーがされていた。
それで元の物、ガチャで手に入れたオリジナルが無くなるということもない。
この調子で残り2枚のチケットも使っていこう。
[
現在保有ポイント:80P
0P■■■■■■■■□□100P
[
異世界奴隷(女)★ :20P~
異世界奴隷(女)★★ :40P~
異世界奴隷(女)★★★ :60P~
異世界奴隷(女)★★★★ :80P~
異世界奴隷(女)★★★★★:100P
「お~! 一気に80P! ★4までなら交換可能か」
オリジナルの★4、16Pが1つ。
そしてコピーでさらに3つ。
それら全てを具現化した。
合計4つ、64P分が、元あった16Pに追加。
ゲージもちゃんとわかりやすく8つ分増えてある。
これなら100P、★5も十分に交換圏内だろう。
「で、だ――」
実際に今するかはともかく。
ポイントと異世界奴隷を交換するとはどんな感じか、見てみることにする。
□◆□◆ ◇■◇■ ■◇■◇ ◆□◆□
<“異世界奴隷(女)★”との交換に必要な“
[異世界奴隷(女)★ 現在 交換可能リスト]
= = = = =
①アイリャ 人族 22歳 ジョブ無し
●説明
戦闘経験は皆無
家事サポートに適任か
= = = = =
②クーリエ 人族 44歳 ジョブ無し
●説明
過去に1年だけ冒険者の経験あり
ただダンジョンでのケガ以来、前線からは離れている
極々簡単な指導になら適性ありと思われる
= = = = =
③スズハ 猫人族 68歳 ジョブ無し
●説明
猫人族の小さな村の元村長
納めるべく集めた村民の税金を誤魔化し、脱税した罪で奴隷に
= = = = =
「おうふっ……」
見事に、戦闘やサバイバル状況には適性がなさそうな人ばかりだ。
強いて挙げるなら②の人だろうが……。
「まあ、★1から絶対交換しなきゃいけないってわけじゃないからね、うん」
そうして何かへの言い訳を済ませ、次は★2の交換可能リストへ。
[異世界奴隷(女)★★ 現在 交換可能リスト]
= = = = =
①クロエ 犬人族 20歳 ジョブ:戦士
●説明
戦闘経験はほぼなし
だが若く、身体能力も高い種族なため、旅のお供などに適任か
= = = = =
②リリアラ ドワーフ族 77歳 ジョブ:鍛冶師
●説明
酒代へとお金を使いすぎ、借金を返せず奴隷に
また長年にわたる堕落の影響が深刻で、鍛冶の腕も随分と落ちてしまっている
= = = = =
「極端な二択だな……」
ただ★1と比べると、やはりどちらもなんとなくだが良さ気には見えた。
①の子は即戦力という感じではないようだが、俺たち日本人と比べると全然ましな部類だろう。
ファンタジーでおなじみのドワーフさんは77歳か……。
ドワーフだとそこまで高齢ってことはないのかもしれないが、戦闘向きではなさそう。
[異世界奴隷(女)★★★ 現在 交換可能リスト]
= = = = =
エリス・イーザ 人族 27歳 ジョブ:剣士
●説明
大きな都市での騎士経験あり
戦闘経験も豊富で、ある程度のことは何でもこなせる
= = = = =
「★3はこの人だけか……」
連続して★4を閲覧。
[異世界奴隷(女)★★★★ 現在 交換可能リスト]
= = = = =
※現在、選択可能な異世界奴隷(女)はいません
= = = = =
星数の違いによって、選択肢の多さに違いがあるようだ。
★4なんて0だしね……。
“現在 交換可能リスト”というくらいだ。
時間帯というか、このリストを見たタイミングで交換可能な相手・数は変動するのかもしれない。
今のところ、第1候補はやはり★3の“エリス”さんだろう。
ただ説明を読む限りでは、ソルアと立ち位置というか、できることが被ってる。
それがダメということではないが、今すぐ交換する必要性は感じなかった。
「★5も手が届く範囲だし、とりあえずガチャ回しておくか」
3日目の
200Isekaiのランク①が1回、そして400Isekaiのランク②10連も1回しかしていない。
まだ7453Isekaiも手持ちがある。
この分だと、あと最悪でも3回くらいで100P貯まるだろう。
そうして異世界奴隷(女)との交換は今は保留にし、先にポイントを貯めるべく再びガチャを回すことにしたのだった。
□◆□◆ ◇■◇■ ■◇■◇ ◆□◆□
「よし……!」
今回もランク②だ。
400Isekaiを突っ込んで10連を回す。
このイベントは特定の当たりが用意されているわけではない分、終わりが見えて気は楽だ。
つまり、このイベント開始までにどれだけIsekaiを稼いでいるかがとても重要だった。
だからもう既に、半分はやるべきことを終えているみたいなもんである。
「銅、銅、銀、銅、白……」
【異世界ガチャ】で呼び出したマジックバッグ。
そこから排出される光の色を一つ一つ確認していく。
……今回は★4は無し、か。
いや、★3が2つも出てくれるだけでありがたいんだけどね。
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ガチャ結果
①【村長】 ジョブ ★★
②耐久の種 アイテム ★★
③成長ポーション アイテム ★★★
④
⑤癒しの水 その他 ★
⑥器用+2 能力値 ★★
⑦
⑧火魔の盾 装備 ★★★
⑨HP+2 能力値 ★★
⑩17Isekai その他 ★★
計:★1×2 ★2×6 ★3×2
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10連の後、すぐに無料分の1回も引く。
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ガチャ結果
⑪空のスクロール アイテム ★★
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「うーん……微妙」
“
これで計86P、100まではあと14。
どうだろう、2回……いや3回は引かないとキツイか?
「まあそれだけの財力はある。……フヘヘ、運営め。まさかイベントまでにこんだけ貯められるとは思ってもいなかっただろう?」
何に対しての優越感かは自分でもわからないが、自然に下品な笑いが漏れてくる。
ラノベやマンガ、アニメとかの物語だったら、主人公の引き立て役ですぐ退場させられそうな三下的なの。
……悪かったね、主人公に必要そうな陽キャ感なくて。
ええい、次だ、次!
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ガチャ結果
①
②筋力+2 能力値 ★★
③弱体化の聖水(下) アイテム ★★
④
⑤【危険察知】 スキル ★★★
⑥
⑦器用ポーション アイテム ★★
⑧
⑨筋力+2 能力値 ★★
⑩魅力のイヤリング 装備 ★★
計:★1×2 ★2×6 ★3×2
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ガチャ結果
⑪全パーティーメンバー 筋力+1 能力値 ★★★
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「うぉっ! ★3が3つ!」
それに
合計12Pはデカい。
だが、あと2ポイントあれば1回分使わずに済んだのに、という気持ちも……。
――いやいや!
こういうのは欲張っちゃダメ、6Pじゃなくて良かったって思わないと。
「ってか、今回の“筋力”ばっかだな……」
でも無料分でパーティーメンバーの“筋力+1”も引いたから、久代さんも喜んでくれるだろう。
……ん?
他意はないよ?
本当、本当。
ボッチ、嘘つかない。
「これで、もう★5到達も同然だな」
あと2Pで100になる。
流石に1回分やれば1つは出るはずだ。
……いや、出るよね?
今までどれも複数出てくれているから、まったく出ない可能性は考慮してなかったが……。
「1つ以上、1つ以上出れば100だ……出てこいや!」
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ガチャ結果
①パーティーポイント+6P その他 ★★
②成長の種(小) アイテム ★★
③
④【破壊属性】スキル ★★★
⑤魔法耐久+3 能力値 ★★
⑥成長+1 能力値 ★★★
⑦
⑧
⑨ポーション アイテム ★
⑩21Isekai その他 ★★
計:★1×2 ★2×6 ★3×2
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ガチャ結果
⑪耐久+2 能力値 ★★
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――貯まったぁぁぁぁ!!
[
現在保有ポイント:108P
0P■■■■■■■■■■100P
100P□□□□□□□□□□200P
[絆欠片(リンクス・フラグメント) 異世界奴隷(女) 交換可能ポイント表]
異世界奴隷(女)★ :20P~
異世界奴隷(女)★★ :40P~
異世界奴隷(女)★★★ :60P~
異世界奴隷(女)★★★★ :80P~
異世界奴隷(女)★★★★★:100P
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