第34話 まあなんやかんやあったけどいざ冒険スタートです!
新天地に降り立って(当社比)かれこれ2分、めり込んだまま会話は続く。
「大丈夫か?かなり無様だぞ今のお前」
ブハハハハハハハ、と不細工な笑いで煽り散らかされる。
不思議と痛くは無いのだけど何かとショックが多くて多くて…正直今、腰抜けです。
しばしの我慢だ…私……。
「…死んでんのか?」
そんなに時間経ってないと思ってたのになんか心配し始めたぞコイツ。
「なあ、なあってば。おーい、おーい。もしもし?」
焦ってますねこれ、面白いな〜。もう少し黙っとこっと。
互いに性格が悪いこと悪いことこの上ないな。
「え?マジ?え?まじなの?やば、え?うそ。ねえってば!」
バシバシ引っぱたいて慌てふためいている。
さすがに可哀想かな?
まだ人の心があるだけマシな2人組だった。
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