第5話
・・・翌朝
僕は昨日の二の舞になるまいと早起き
母はそんな僕を見ても眉一つ動かさない
家にいても咲と顔を合わせるのは気まずいし
凡太の家にでも行こう。
きっと僕の鬱憤も晴らしてくれるだろう。
・・・
(凡太の家)
連絡もせず朝からやってきた僕を
親友は嫌な顔一つせず招き入れてくれた。
話も早々にスマブラ・桃鉄・ポケモン
制覇のために熱中していたら
いつの間にか昼も過ぎ時刻は15:00を過ぎていた
流石にお腹も空いてきたし気分を変えようと
外に出る。と言っても目的地はコンビニだが
カップラーメンとパンお菓子をカゴに
会計はやっぱり高くつくもので
悲しい財布を握りしめてトボトボと帰る
その道で咲を見かけた
誰かと居るようだったし僕は声もかけず
通り過ぎたわけだけど
1日満喫して自宅に帰ると
母が立っていた。
母「どこほっついてた。」
なぜお怒りモード…
「いや、凡太とゲームしてたけど。」
母「私が仕事に言ってる間
詩織に咲の事お願いしてたわよね?」
咲を置いて行ったことを怒ってるのか
そんな、何もできない子供でもないのに
「あ、でもほら咲も誰かと会ってたみたいだし…?」
話をすり替えるなとその後も愚痴を聞かされ
解放されたのは咲が帰ってきた十数分後だった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます