お部屋紹介 聖女様の私室
【聖女専用エリア】
寝室やお風呂、応接室といった聖女様専用のお部屋がある区画の総称。神殿の最奥、最も警備の厳重な場所にある。警備の人達「絶対に聖女様の安眠は妨害させない……絶対にだ!」という、強い決意によって護られている。なお当の聖女様は安眠というより惰眠を貪っているもよう。聖女様「成長期だからね、仕方ないね」。物は言いようである。
【寝室】
天蓋付き(屋根に天幕の付いた、お姫様とかが寝てそうな寝台)のベッド、着替えの入ったクローゼット、鏡の付いた化粧台という、基本的なお嬢様三点セットが置かれたシンプルなお部屋。大きめの姿見もある。内装は白を基調としてコーディネートされており、リネンや家具類も華美では無いものの女性らしい華やかな装飾が施されているので、総じて清潔感のある女の子らしい寝室、といった印象。なお当の聖女様の第一印象「(あ、汚したら目立つやつだこれ……)」。流石の孤児院育ちである。
【書斎】
一般教養のものから聖女にしか閲覧出来ない貴重なものまで、多彩な本が納められたお部屋。何気に神殿の中でも重要性の高い一室。読書用の机と椅子もある。なお当の聖女様はベッドでゴロゴロしながら読むのがお好きなもよう。あの……たまにでいいので書斎の机でも読んで上げてください。
【お風呂】
通称『聖女の湯』。
実は天然の温泉から湯を引いているので、一日中温かく何時でも入浴可能。美肌効果や冷え性改善、肩こり腰痛、打ち身に擦り傷と、効果は抜群だ。神殿のお風呂は基本この温泉を利用しているが、聖女様のお風呂には
【応接室】
執務用の机と椅子、応接用のテーブルとソファーが置かれた広めのお部屋。授業で使う教科書や
この部屋も寝室と同じで、聖女らしい清楚なコーディネートで纏められている。なお当の聖女様の第一印象「(あ、汚したら目立(以下略)」。
応接室とはいうものの、神殿の極一部、それも同性の者しか入室出来ない為、来客等の際は神殿にある別の部屋を使う。……応接室とは?(真顔)
【中庭】
日本のお城とか料亭にあるような、ちょっとした中庭。お日様も当たるのでお花や樹木もある。神殿の最奥に位置するはずのに、どういう
〜ちなみに建設当時のやり取り〜
警備責任者「聖女様のお部屋が外界に接しているのは、安全性を考えるとちょっと……」
天才設計者「でもさあ、花を愛でる聖女様って……めっちゃ尊くね?」
神殿の偉い人「尊い、採用。安全面は結界魔法とかでこう……何とかしてくれ」
警備責任者「えぇ……? でも確かに……尊い」
何時の時代も苦労するのは現場である。
なお花より団子、寝るの大好きな今代の聖女様は、こっそりお布団を干したりしているもよう。あの……たまにでいいのでお花も愛でて上げてください。
【その他】
これ以外にも給湯室や化粧室、物置部屋といったいくつかの部屋があるもよう。ちなみに聖女様は全ての部屋を神殿に来た早い段階で探検……把握済みである。…………小学生かな?
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